レビュー一覧

気がついたら○○時代だった！？というよくあるタイムトラベルものです。しかし主人公が俺Tueeee!する手段が料理であるところが面白かったです。歴史描写も史実に沿っていて、そこそこ知っている程度の私には大きな矛盾は感じませんでした。料理は素人なので見ても「うまそうだなー」くらいしか思いませんでしたが、時代考証（その時代にある物ない物）もされながら、美味しいそうなものを作っていました。主人公も好人物で読んでいて面白かったです、お勧めしますよ！

最初はいいかと思ったけど……。デタラメです、これ。 信長は大の甘党で、全くの下戸。お酒は1滴も飲めなかったそうです。上杉謙信も随分大柄に描いてありますが、遺っている鎧とかで見ると当時としても中背だったそう。料理も、「（食材）が手に入らない。これでは料理が作れない」とか言うくせに、当時手に入ったとは思えない食材・調味料が普通に登場してるし、砂糖とか。原作者先生が降板して以降は余計無茶苦茶になりました。「これ以上ボロを出す前に終えた方がいい」というレベルです。

ああもう、やられました。はまりそうだから、やめておこうと思ったのに。つい1巻読んでしまったら、もう全巻買うことになってしまいました。超面白いです。信長とか戦国時代とか、いろいろな人が、いろいろな解釈で描いていますが、これはまた、とても面白いです。戦国時代のそれぞれの人となりを見るにしても、料理ひとつとっても面白すぎます。

最初は良かったのに……、の典型。「この時代は醤油もないのか」と、現代なら普通に手に入る食材調味料は存在しない、一方で現代ではまず手に入らない食材が多々ある。そこをいかに工夫して料理をつくるか――が面白かったのに。いつしかどんどん「現代で買った食材で料理を作って振る舞う」みたいな漫画になってしまた。これなら「主人公は現代にいて、信長の料理人が困った時はいつも偶然現代にタイムスリップして会いに来る」みたいな展開にしたほうが、少なくとも料理漫画としては上手く描けたのでは？「最後のレ○ト○ン」にみたいになってしまうけど。

タイムスリップモノで、織田信長と絡む作品は時々見かけますが、シェフが過去に飛ばされるというのは意表をつかれました。料理で戦争するのかいっ！！と叫びたくなりましたが、「歴史がちょっと好きな方にはお勧めです。☆4つにしたのは、レンタル方法が「無期限6」しかなく、ちょっと財布に厳しいということで。一日で７巻まで読みすすむことをためらい中です。…でも続きが気になるんですよ。どうしましょう。

ご飯を作りたくなる。時代考証やら何やらは全部横に置いといて、単純に面白い。

前半が特に面白い。原作の西村ミツル先生の作品は、ドラマにもなった大使閣下の料理人を始め、どれもこれも面白い。途中で原作を降りられてしまったのが残念でなりません。

面白い！主人公は記憶喪失の現代人。自分が何者かも覚えていないのに、なぜか身体は料理をすることを覚えてる。①人間関係が面白い！おっとりちょっと天然気味の主人公は、男装の女鍛冶師になつかれたり、くノ一の心をかっさらったり、信長に気に入られたり信玄に誘拐されたり……イケメン腹黒坊主の石山本願寺門主顕如さまや、美味しいものに目がないファニーフェイスの将軍足利義昭さまなど、脇役もいい味だしてます。②料理の意味が深い！史実に沿って、延暦寺焼き討ちもあるし、朝倉氏も攻め落とすし、足利義昭も将軍職からしりぞかせちゃうのに、なぜか信長の行動にはスジが通ってる。信長の行動にどんな意図が隠されているのかを、料理で当ててみせるのが主人公です。クレープもパンもお子様ランチもみんな意味がある！本格グルメマンガであり、本格歴史マンガでもある。オススメです。

おもろいにつきる。歴史を検証しつつ想像力をもって楽しませてくれる。凄い！ぐれ～～～と。

異世界転生ものを読むたびに、何か手に職があった方がいいなと思います。