レビュー一覧

頑ななヒーローでしたが、思ったより早く情熱的になりましたね。ヒロインの勢いがうつったんでしょうか？年下のライバルに殴られたお返しに、投げ飛ばすヒーローは初めて見たような(笑)絵とお話がよくあっていたと思います。楽しかったです。

良い作品でした。冷徹な銀行家のヒーローのオフィスに、彼を捨てた母親が余命宣告されて弱っているから会いに来てくれ、と主張する下宿屋のヒロインが乗り込んで来る所から始まるお話。ヒロインが兎に角明るく元気で優しい娘さんで、大らかな愛情深い彼女に接している内に、ヒーローがどんどん別人のようになって行くのが見所です。父親と同じようにビジネス一辺倒だと思っていたヒーローの自己認識が、ヒロインに巻き込まれてオタオタしながら面白いように崩れて行って…実はママ似だったんだろうな。感情を外に出せるようになり、終いには大人気無く若過ぎるライバルをぶん投げる（笑）までに至ります。ヒーローの元カノもシアワセを掴んだ様子だし、皆がハッピーで終わります（ライバル君の失恋を除く）。笑顔になれる楽しい作品でした。

やっと素直に自分の気持ちを伝えたヒーローにはちょっとイライラしましたが、愛情深いヒロインと一緒になれて良かったです。親子愛にも胸が切なくなりました。

　銀行頭取のヒーローの元を、彼を捨てて出て行った母親の知り合いだというヒロインが訪ねてくるところからお話は始まります。彼女はヒーローと母親を引き合わせようと一生懸命ですが、彼は拒絶します。　社会的地位の高い世間一般のエリート人間と同様、ヒーローも自己中心で冷たい性格なのかと思えば、本当は春の花を愛で、小さい子供の相手もできる心の優しい人です。彼が見せる傲慢さは、傷つきやすい自分の心を守る殻なのかもしれません。もしくは、格好つけたいだけかな？いずれにしても、子供っぽい純真さのある男性です。　両親を亡くし、異母弟妹たちの面倒を見ながら、お年寄りのための下宿屋を営んでいるヒロインは、料理上手で家庭的。本心では、にぎやかで温かい家庭を求め、巻き毛で瞳の可愛らしい彼女に惹かれているヒーローですが、そんな自分を受け入れられません。　身に着けるものは全て一流品。「立派だけど抜け殻みたいな」豪邸に住み、付き合っている女は都会の一流を身につけた氷の女王みたいな女性。そんな生活に満足していたはずなのに、ヒロインと出会ってからは、全てが色あせて見えます。とはいえ、幼い自分を辛い目にあわせた母親を許せる気にもなれなくて、後ろ髪を引かれながら自分の世界へ…。　なんでも明け透けに言ってしまえるヒロインに、物おじするヒーローの様子が微笑ましい温かいラブストーリーです。ヘタレのヒーローですが、こういう人なら、おじいちゃんになっても一緒にいられそうだと思いました。

こちらの先生、昔の絵のほうが好きだなぁ。今の絵は、少し雑になってるように感じます。タイトルのような元気がよくて面倒見がよい愛らしいヒロイン。ヒロインに惹かれるけど、自分の気持ちに素直になれないヒーロー。ヒーローが自分のからをすべて破った時のすがすがしさたるや！

あたふたするヒーローがかわいかった。大人なヒーローなのに、ヒロインと出会い、とことんかき乱される感じでした。母と再会、ヒロインを愛し、すごく年下の男の子に嫉妬するほどｗヒロインはタイトルのように春の日差しのように温かく優しい女性。ヒーローは、ヒロインに甘々で、すごく幸せな家庭を築きそうですね

ヒーローは社会的地位もあり仕事も育ちもいい男ですが、何かどこかヘタレっぽく庶民的で笑えます。悪くない話だとは思いますが、私的にはヒロインが苦手なタイプでした。とっても明るくて頑張り屋でいい子ですが、人の家の事情に正論であっても己の正義感を振りかざす人間は苦手です。

作家さん買いです。今までで、この話が一番好きです。ヒロインがいい。ヒーローも。家族愛がテーマ。

いいお話なんだろうけど、ヒロインの髪型は他に無かったのかしら。どうにも違和感があってストーリーに集中できませんでした。

はやさか先生の絵が綺麗で読みやすかったです。ヒーローヒロイン共に美しく魅力的でした。ヒーローの顎が長いのがやや気になるが。(笑い)明るく逞しいヒロインによって頑なだったヒーローが変わっていく話です。このヒロイン、悪気は無いかもしれないが、おせっかい過ぎますね。まぁHQだから仕方ないか(笑い)私はヒーロー婚約者のカラーリリーにそっくりなブラウスが印象に残りました(笑い)