レビュー一覧

刑事シリーズの第3弾だったようですが、これから読み始めてしまいました。でも特に他を知らなくても問題なく読めました。潜入捜査官の話なので、ハラハラする場面もあって面白いのですが、受けのアレンが思ったよりも、潜入捜査中に態度や表情に素の自分が出てしまったりして、ちゃんと任務が遂行できるのか心配してしまいました（笑）。攻めの剣崎は冷静だし任務についてはパーフェクトだと思うけど、実は初めからアレンのことが気になってたんじゃないかと。他の作品も読みたいなと思いました。

最初のページを読んで この本は捜査官同士のコイバナでことを気付かなかった 敵同士のコイバナだと思ってた そんな設定が好きですが この本は意外に面白かった 受け君は先に潜入して 危ういところで 攻め様が出る 姫様を救う騎士様のように この本の最後は微笑みを誘うシーンでした

潜入捜査官のお話。受も可愛いけどタフだし、攻はクールで仕事も完璧でカッコいい。この刑事シリーズは全部読んでますが、どれも趣が違っていてそれぞれ面白いです。クールな攻が言葉足らずで甘さはやや控えめですが、ムッツリなところがツボです。

前編、後編と分かれているので、すっきりまとまっていておもしろかったです。そのかわり、他のアメリカ刑事シリーズより表面だけさらっと流したような描写に感じられて、あっさりしている気がします。仕事のできる攻めに対して、つい意地を張っちゃう受けがかわいいです。攻めが無口、無表情すぎて好みではなかったのが残念。

麻薬取締局の潜入捜査官の話です。トーヤは仕事の出来る感情を表に出さないクールな攻めで、優秀な捜査官のアレンもそのクールさに振り回されています。第1話で姿を消したディークが第2話でも登場して、微妙な三角関係。仕事も危険だけど、人間関係もハラハラドキドキして楽しめました。