レビュー一覧

あ〜いい。何回も読んじゃう。迷わず全作レンタルしてます。ハッピーエンド！イェイ！みたいなのが好きな人向きではないです。バットエンドでもないけど。都合いい感じに進んでいかない。あーうん。わかるよ。って気持ちになる。後ろに短編が2個ついてます。他の短編集にも出てくる人達ですね。全部知りたくなる。こっちではあんな幸せそうだったのに、こっちではあれ？あーこういうことがあったのね、みたいな。全部読んで欲しい

いつものシビトさんの作品です笑　　なんとなく暗〜い雰囲気が漂ってはいますが　一応ハッピーエンドかな？　　「男は月曜日にゴミを出す」「愛すべき男共の平和な日常」という同人作品が2本収録されています。　　初見では読んでも何のこっちゃ分かりませんでした笑　　よくよく思い返して見ると　「愛すべき〜」は図書委員の恋・窓際の林檎ちゃんに入っていた　心と真人の話の続編というかスピンオフみたいなものですね。　　中途半端なところで始まり中途半端なところで終わっているので　これなら入れない方がよかったと思います。　　図書委員も窓際も他社の作品だし、なぜこれに入れた？と言いたい。　　「男は〜」はまだシビトさんが尖りに尖ってる頃の作品でしょうか…　　数ページしかないせいもあると思いますが　BLと言える程の物でもないのにまさにヤマなしオチなしイミなし。　　短編が入ってなかったら☆４でした。

シビトさんはダメ男と三角関係を描かせたら右に出る物はいませんね。複雑で甘くほろ苦い三角関係を描いた表題作がとてもよかったです。他の2つのお話は短いうえによくわからないまま終わってしまいます。同人誌のころの作品らしいのでしかたないのですかね。

この作者さんの『溺れる』がとても良かったので借りましたが、微妙でした…安易なハッピーエンドでないのはいいのですが、もう少し掘り下げてくれないと何となく納得しきれない部分があります。和菓子屋の青年の気持ちもイマイチわかりませんし、主人公は本当にこの結末で納得してるのか？という疑問が…もう一話かニ話くらい続きがあるんじゃないかと思ってしまいます。

表題作は★4でしたが、短編2つで−★1です。短すぎて、訳分からなすぎて本当にこれで終わりなのかと何度も確認してしまいました。

そっちとくっつんかーいと思いつつ、でもそっちとくっついてくれて良かったとも思う、複雑な気持ちです。。シビト先生のお話はサラリとした絵柄に毒がある感じで好きなのですが、この作品はまさに毒のある人とない人の間で主人公が揺れてます。義務で愛するより自然と愛おしいと思える人と一緒になってほしいので、主人公の下した決断はいかがなものかと思いつつもそれに救われた人がいるのも事実。愛し愛されることがすんなりといかないビターなお話でした。

絵もまあまあ好きだしエロいんだけどなぜか終わり方が全部微妙

真面目な男と、ひどい男と、二人の間を揺れ動く主人公。あの選択の後の続きは無いのかな？

作者買い。シビトさんの作品の、じっとりした雰囲気が好きな方にはおすすめです。

作者買いです。執着愛好きなので良かったのですが、最初の話とラストの話をもっと長く読みたかったです。