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うーん。可哀想な受け、大好物なのですが、そこは最後に攻めが思いっきり反省してこそのハピエンじゃないと…と思ってる派なので、イマイチ。最後の和解に至る過程で、もうちょっと攻めに深く悔恨を抱いて欲しかったなぁ…。結局、やりたい放題無茶苦茶した歳上攻めに、無垢で寂しい心身を壊されまくって、もはや正常な青少年に戻れなくなった受けの今後の人生どーすんの？みたいな。責任とって末永く幸せにしてくれるといいけど、この攻めだとかなり不安…。ラブが足りないので、星が伸びません〜。

歪んでました、攻め義兄。流されてしまう受けも歪んでるんですよね。2人の両親はかなりイラつきました、兄弟はいい人達だったので、みんなさっさと独立した方がよさそう。軽く監禁調教なのでエロは結構あります。

攻めが育った家庭環境のせいでとても歪んでいます。受けはとても健気というか毒母のせいでつねにオドオドしている印象。受けに対する攻めの気持ちがイマイチつかめない感じで描かれてあるので受けと一緒に不安を抱えながら読み進めました。途中受けなかなか可哀想なんですが、嫌な奴の印象だった攻めの妹弟が意外にもいい人で受けが攻めからされるアレコレのせいで日々やつれていく様子を見て心配します。ハッピーエンド前は攻め側の葛藤がちゃんと書かれてあり受けに対する執拗な監視の理由が明かされます。登場人物は結果いい人が多かったのですが、攻めの父親と受けの母親この２人だけには天罰が下るといいとおもいました。むしろ子供たち全員から捨てられても自業自得と言うくらいの自己中人間達でした。