レビュー一覧

クロオ先生の前作がとても好みだったので即買いしました。これもすごくよかったのでオススメです。ただ、一部人を選ぶエロがありました。以下ネタバレありのレビューです。◆表題作のさよなら～が2本、前作ドSティックに抱いてのエピソードが1本、妖婚！という妖怪モノが4本収録されています。書き下ろしはさよなら～のはじまりエピソード。◆さよなら～は切なく、エロく、ハッピーエンドでまとまっています。セックスはしても普段はツンツンだった伊澄さんが終盤デレて、想いが通じた後のエロシーンが萌えました。キャラの表情がとても魅力的です。◆ドS～は全編ほぼエロながら、那智×準は数ページです。那智で童貞捨てたい準が悩んで酔って当て馬にお持ち帰りされてしまうんですがその当て馬を那智が調教するという流れ…。ちなみに準は童貞のままです…。◆妖婚！は個人的にいちばんよかったです。狐を従えようとした明来という若い僧侶が性的に食べられてしまいます。明来は潔癖な性格ですが、ヤコ(狐)の与える妖しい快楽に溺れてしまうところがかわいいです。エロシーンの法衣やふんどしや足袋がフェチくて萌えました！3話は明来のライバル愛染と氏神の真央のカプがメイン。愛染が受けです。幼い頃から愛染を見守って来た真央と、真央を守りたいがために気持ちを抑える愛染がどちらも健気でした。真央に精気を与えるために他の僧を犯させるシーンあり。4話では女体化した明来と愛染が妖怪に襲われるシーンがありますが未遂。ヤコも一瞬女体化します。まだまだ続けられそうなシリーズなので、またこのキャラ達のお話が読みたいです。

表題のほかに「ドSティックに抱いて」の那智×準一郎の話が入っているのでそちらを読まれてからの方が楽しめると思います。私はドS前作が好きだったんで続編が一番好きでしたが、半分以降は全部妖怪バトルものなのでファンタジックなのとか妖怪擬人化とか好きな方にもオススメです。時期の前後は判りませんが表題より後の作品の方が絵が洗練されてる気がしました。初めてこの本を読む人には不親切な作りなのでー１してますがこの作家さんの作品はどれもHで話も面白いので好きです。

面白かったです。表題作も悪くないけど、ドSの続編が短編ですがかなり良かったので、前作気に入った方にはオススメ。特に、当て馬を冷たい目で調教してる那智が当て馬とはやらず、あくまで準にだけデロンデロンに甘いのが、もう好み過ぎました。このカップル、もっともっと描いて欲しい。準にはますます那智さまの虜になってほしい。それから人外ものが、予想外に面白く、これも続編が読みたいです。人になった時のヤコがかっこよすぎ。ドSも人外も、受けのことが大好き過ぎる甘い甘い言葉攻めSってかんじで、攻めが受けを溺愛する設定が好みの私は、すっごく楽しめました。欲を言えば、書き下ろしはやっぱり甘甘メロンメロンで読後感良く終わらせていただきたかったかな。でも次回作も楽しみです。

表題作も良かったですが、妖婚！が予想外に面白く、得した気分です。ファンタジーものは好みが分かれるジャンルかと思いますが、このモノノケ攻の僧侶受はキャラも魅力タップリだしストーリーのテンポも良いしセリフも面白くてサクサクと、そして何度も読んでしまいます。個人的には受キャラの式神、ヌイとケンが（テキトーに描いた絵っぽいのに(笑)）いい味出してるわ可愛いわでタマランです(*´∀｀*)

もうチョッと表題作が長いと良かったなぁ～。中に入ってる『妖婚！～』の話が半分以上だったので、こちらでまるっと一冊が良かったなぁ。面白かったのでなおさらでした。

絵が雑すぎて全然感情移入ができませんでした。「ドSティックに抱いて」はすごく絵もキレイですが、これは…、単行本にしていいレベルなんでしょうか…。同人誌レベル？エロ描写はとても良いのですが…。表題作以外の作品は、ストーリーも??な感じで、完全に読み飛ばしてエロシーンだけ見ました。これ、星4.4は高すぎっ！サンプルで絵の雑さが気になる方はやめた方がいいですよ。

エロが濃くてページ数も回数も多いのに、艶感が少ないからいまいち色気が出てないですね。もったいない。短編集の順番おかしい。関係の始まりは先に書いてほしい。こんな出会いで今はこうっていう感じなら、後だしでもいいと思うんですけど。関係の始まりのストーリーだけが、別カップルの話の後に置くのか意味がわかりませんでした。今後この作者の作品を購入するかは疑問です。そして48時間レンタルを作ってほしい。

何度目かの再ハマり中の再読中。表題作もドSの続きももちろん良かったのですけど、妖婚には私もびっくりしたんですよね～。こんな抱き合わせ的(ではないんですけど)なファンタジーがこんなに面白かったためしはないですもん。作者さんお好きな方にはお得な一冊だと思います。

表題作は好きです。案外短いので、もう少し読みたいです。この本の半分以上は「妖婚」という僧侶と狐のファンタジーです。好きではないジャンルですが、それなりに面白かったと思います。「ドSティックに抱いて」の単行本は読んでないので詳しくは分かりませんが、笑みが怖いなぁと思ったら、想像以上の怖さでした。

ちょっと妖怪シリーズについていけなかったので表題作をもっと読みたかったです。絵がとても綺麗でした！