レビュー一覧

母娘ともにネイサンを好きだったということですね。総ての真実を知るのは母のみ。結局その母が娘のために自己愛を捨てた、というお話ですかね。タイトルはお話の内容をミスリーディングさせるため？ だとしてもこの作品の中心が何なのかがボヤけてしまっているので、余計に混乱します。何を言いたくて書いたのかしら。どんな欲深な母にも母性はある？絵と表現はお上手なので普通という評価で。

む？　ヒロイン母は結局何がしたいの？　まぁ自分の生活の安泰だけを考えてるんだろうけども。ヒロインもちょっと詰めが甘いが、ヒーローも甘い。自分から誤解を解くこともせず、長年いじけて、それから戻ると自分は悪くないと相手をいじめて遊ぶ男・・・子供か！　それでも素直なヒロインは、ヒーローが好きだと健気で誠実であろうとしますが、それも今更じゃないのー？　と。最後にヒーローが追いかけて来ても、まぁそこしか落としどころないよね、という感じ。ちょっと損を感じるのは、期待しすぎたせいかな。

ヒロイン母は母性に目覚めた？ようやく娘の幸せを考えるようになった？いまさら？己の欲望だけで自分の娘と義理の息子を不幸にしてきたのに？ヒロインとヒーロ―の話よりヒロイン母がメインみたいだった。

ヒロインの母の底意地の悪さが凄すぎる。自己愛重視でお金の凄さと愛情を履き違えてる。ヒロインはどうして母親を見捨てなかったんだろう？まあそこはヒロインだからってこともあるけどね。

日高先生の作品は何冊か読んだことがありお得なキャンペーンだったので借りてみました。義理の兄妹になった二人が繰りなすラブストーリーで内容は良かったと思うのですが、なんか物足りなかったです。とくにヒーローがヒロインを思う気持ちが、ただ欲望のためだったのかそれとも愛していたのかあまり伝わってきませんでした。

少なくともヒーローが『やさしい略奪者』で良かったです。

ヒーローとヒロインはとてもお似合いだったので再会できて良かったです

ヒロインの母親が悪かったけど、二人が幸せになってよかったです

ベッドを共にしてから半年後で妊娠検査薬の段階なんておかしい。妊娠7ヶ月近くになっているはずです。パーティの際の体つきも妊婦ではない。最後の最後の良いシーンで急に興ざめと言うか現実に引き戻された感じです。

とても長い間ヒロイン母に翻弄されていたけどハッピーエンドでよかったです