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岡田以蔵が主人公なら悲惨な話なのがわかっている。劇画調の画風が好みでない上、暗そう。キャラのオリジナリティも感じられず挫折した。

　岡田以蔵が参加していた土佐勤王党には、後に土佐境の野根山に立てこもり21人が切腹になった郷土もいた。徳島藩に逃げたが、誰1人明治維新に参加者を出さなかった藩なので土佐藩に送り返しいる。　戦国時代には、長宗我部に策略で破れ支配下になり、四国征伐で土佐には山之内、阿波には蜂須賀が与えられた。策士が多いのが土佐だと思って読みました。

ただの暗殺者である主人公というよくある物語なのかと思えば、この主人公の別の一面が書かれていてちょっと面白く読めます。あえて、脇役を主人公にしたのがいいです。