レビュー一覧

道貴編。確かに「太陽のもとを堂々と歩けるカップル」だと思います。まず、道貴がなんてまっすぐで純真なんだと。よくもまあ、あの家で育ってきてこんな性格になってくれたのだと、感謝です。このカップルは１番幸せな未来を歩んでくれそうでほっこりします。安心します。和貴のお話も入っていました。こちらはメインではないのにいつも通りハラハラさせられる、和貴と深沢らしい愛を感じるお話でした。この二人はこれが幸せなのかもしれないけど、どんな未来に向かっていくのか、心配になります。

三男の道貴が一番清純なままに育ったのではないかな、冷酷になりきれなかったクラウディオの溺愛ぶりも分かります。

清がん寺シリーズの中で、一番好きなカップルです!! 特に攻めのクラウディオは、セクシーでたまりません…。 三男の道貴は、このシリーズの中では珍しく、清純でかわいいキャラです!! その彼を愛する冷徹なクラウディオは、道貴の前では、ただただ彼だけを愛する男になってしまう…。 そんなひたすら道貴を溺愛する彼の姿がたまりません！！！

表題作と深沢×和貴の「禁じられた夜の蜜」が入っています。表題作は道貴が爽やかで可愛いです。途中切ないですが、エッチも十分濃いのだろうけどこのシリーズの中では普通に思えます(笑)「禁じられた夜の蜜」は和貴が拐われてしまう話です、和貴は相変わらず、異常な自己評価の低さ、何でも自分のせいなんですね。でもこれが和貴、読んでいると親心になり、愛しいです(笑)伏見のおじさまが過剰なスキンシップを取りたくなるのも、深沢が執着するのも分かります。たまたま和貴シリーズから読みましたが、やはり長男の国貴から読めば良かったかな？と思います。あの和貴がこんな風にって感じで更に萌えられたのではないかと。一作読むとこの清澗寺家を見守りたくなってしまう、恐るべし清澗寺家(笑)イラストが見られるともっと良かったです。

清澗寺家の三男・道貴のストーリー。父や兄達と比べたらおとなしい雰囲気を全体的にまとっていますが、彼にもしっかりと清澗寺家の血が流れている事がわかります。メインの2人が美しいです。