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レビュー一覧

小説・実用書『クリスタル・クラウン』

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総合評価
5点
4.7
(3)
5点 5 2
4点 4 1
3点 3 0
2点 2 0
1点 1 0

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2017-10-14
評価点
5
listdaisukiさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
『カタルシス・スペル』での一件により、空いた11個のコールドスリープ装置。科学者の欠員補充のため50人の選抜候補と政府関係者1名がジュール=ヴェルヌに乗船してきます。ストレスをためた候補者たちが起こす様々な揉め事に、三四郎たちセカンドクルーと政府関係者が巻き込まれてしまう選抜騒動です。この政府関係者が三四郎の双子の弟、凱で、双子なのに名字も外見年齢も物腰も違います。『カタルシス・スペル』で三四郎がカイのことを「昼は淑女、夜は娼婦」と評しています。カイにはその変わり目に「毎回深刻な葛藤」があり、「三四郎を受け入れている自分を許すための、少々荒っぽい駆け引きとじゃれ合い」が要るようです。三四郎も、それを知ってるようです。今回もそんなじゃれ合いからHに入ったのですが、三四郎は「快楽主義者で、感情感応能力を持つ、月人カイ」との心の距離が急激に近くなったため、カイの「自己否定」に引きずられるかのように見た「自分の中の昏い淀み」に戸惑ってしまいます。戸惑って「時間が欲しい」「少しあんたが恐いよ」と、距離をおいてしまいます。その後、三四郎は選抜候補者の一人に危険な状態を強いられます。これをカイならではの能力で助けるのですが、今度はその揺り返しがカイを襲います。最後はそんなカイを三四郎が救います(救うのかな?求めるのかな?)。最終的に三四郎は「(昏い淀みも)あるものはしょうがない」と過去のものにしてしまい「なんとかなるだろ」と、納得できない部分も相容れない部分も含め認めてしまえる強さを発揮しちゃいます。・・・目的地まで距離23光年。亜高速&ワープ繰り返しで片道三年。すでに半分近く船が進んでいるくらい中央より遠い所に、多数の選抜候補者(しかも優秀な科学者)を短期招集って可能?と、ちょっと思いました(笑
2021-02-02
評価点
5
海さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
カイが何も知らないような無垢なアーイシャに八つ当たり気味に迫るシーンは怖いです!でもソコが見所ですwカイの毒気は本当に怖い。頭もキレるから尚怖い。受けに恐怖を感じる作品ってあまり無いのではww
2018-12-08
評価点
4
macasさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
今作は二人の心理描写が多く、読むのに疲れます。三四郎とカイ、双方の描写があるので置いてけぼり感はありませんが、カイの答えの出ない自問自答は少々面倒くさいです。