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レビュー一覧

COLD FEVER【イラスト入り】

5点 4.7 16件
  • 4点 5
    9
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    1
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    1
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  • 2014-07-28
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    COLDシリーズ最終章、前作の甘々なシーンなど皆無で、とても苦しい、痛い、悲しい、そんな風に感じながら読み進めました、透が突然記憶喪失から目覚める所から始まります、目覚めて起きたら6年間の記憶がすっかり飛んでいた、何もかもが勝手に変わっていく恐怖、鏡に映る知らない自分、何度も記憶を失う絶望の気持ち、その透の心情を思うと辛かったです、記憶喪失の間の透は、皆から愛される存在であり、自信と夢も希望も持った青年、そこに触れる度に、現在の自分との比較に苦しむ、受け入れられない過去の自分に葛藤する、それでも写真家を目指して進みはじめ、大嫌いだった藤島との暮らしにも何と無く馴染んできた矢先、実は藤島が恋人だったと知る、そこからがもう酷い…透の人格の変貌が怖い、全てを承知で全身で透を受け入れる藤島が悲しくて、藤島の心情を思うと涙がこぼれて止まらなかったです、どんな理由であれ透の暴力は許せない、けれどそこに一番苦しみもがいていたのは透だったのかな?と思った、幼い頃から誰にも愛される事もなく、強い相手にはただ力でねじ伏せればいいと生きるしかなかった透、でも透の心の中ではずっと、愛されたい、誰かにそばに居て欲しい、自分の存在を肯定して欲しい、そんな悲痛な声が聞こえて来る様でした、藤島は、優しい透と過ごした6年間の記憶が唯一心の支えだったのだろう、写真を捨てられてからのクライマックスは一気読みでした、この6年間があったからこそ、透も藤島もやっとお互い向き合って行けるのかなと思う、過去も誤解も何もかも、これから埋まって行ってくれたらなと思った、でも透って子供の様な、、、いやもう子供ですね、やってることも何もかも、赤ちゃん返りとはいかないけど、藤島の存在を認めた時から、まるで新しく生まれ落ちた様に子供からやり直している、そんなイメージが浮かびました、少しずつでいいから、透が本来持っている優しい気持ちを、素直な態度で藤島へと表してあげて欲しいなと思った、写真家としての話に黒川の話と繋がってて面白かったです、気になっていたポートの話もちゃんとまとまってたし、楠田が良い奴で透にも良い友達が出来て良かったなぁと思う、最終章を読み始めは気が重くて、でもページを捲る手は止まらなくて…恋人として過ごす二人の話も読めて安堵しました、藤島も透もそれぞれ幸せそうだから。。。

  • 2016-08-31
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    酷いです。本とに酷い。2を読んだら続きが気になって仕方なくって、小説の方が《木原さん》がダイレクトに刺さるので覚悟はしてたつもりだったのに!もう、辛いなんてもんじゃない。何故そこまでされて傍にいる?どうしてそこまで奪う?本とに酷い。酷いよ!そう思いながらも、離れない透と藤島さんの気持ちが伝わって、もう、辛い。辿り着くまで辛かった。でも、やっぱり読んで良かった。良かった。これでしばらくは自分、使いもんにならないけど。

  • 2017-07-10
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    主人公を嫌いになるって事があるのか、てくらい透が嫌なやつです。はさみのくだりで読むのやめたくなったよ。辛抱して最後らへんで捻くれ捻じ曲がった透が病んでるレベルの人間不審なんだと諦めがついた。もうあの透はいない。違う物語といってもいい。こんなふうに伏線はあったけどここまで登場人物の人格をかえてしまうなんてスゴイ力技!忘れられない作品になります。

  • 2019-09-11
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    「同窓会」もコミカライズするようなので読み返しました。2巻のハッピーな状態を完全に覆すすごい展開流石木原先生です。今の透に幸せになってもらいたい気持ちがありつつも記憶を無くしていた透のことも忘れがたい。きっと幼少期にあんなに辛い思いをしなければあの素直さが透の本質だったのでしょう。とにかくまるで別人のような言動行動をする男に藤島ともに心をかき乱されたシリーズでした。

  • 2016-12-04
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    「痛い・辛い」というレビューを拝見し、「いやだなー痛いの、、、ても続きは読みたい、、」と葛藤した末に読みました。2人はきっと幸せに暮らしていく、という事が分かる読了ですが、そこへの道程がひたすら辛いです。透にとって必要不可欠な揺り返しだと分かりますが、、痛い。この巻を必ず読まなければならない、、とは思いませんでした。個人の好みですね!

  • 2021-03-31
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    急展開でした。記憶の少しでも残るなんてありがちな甘い展開はありません。ただただ過去が残酷にも思えてしまう、でも新たに生まれるものもある。それかませめての救いでした。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    三部作の三作目。木原先生の作品の中でこの二人が一番好きです。二作目のラストの幸福感から一転、記憶を取り戻した透による藤島への暴力と愛のないセックスの日々が綿々と綴られていく様に、何度胸が苦しくなったかしれません。しかし木原先生の緻密な感情描写によって透のもどかしさや苦悩もまた分かる故に、一方的に非難することも出来ず。いや、暴力は良くないんですけどね。そうして苦しんで読み進めた終盤、真夜中の公園でのやり取りで透の想いが爆発する場面は、何度読んでも涙が浮かんできます。二人とも全く幸せでない状況。甘さも何もない、悲哀と懇願だけが溢れる情景の中に滲む透の子供じみた、しかし切実な執着がただただ痛い。でも藤島がそれを受け入れ、寄り添って生きていく二人を見ていると、最後には深い幸福を読み取れるようになっていきました。記憶を取り戻した透は、一度も愛の言葉を口にしませんが、藤島を体の一部と表現するところからも感じられる、恋愛を超えた強固な執着心から彼の激情が察せられ、嬉しくなってきます。痛いのが耐えられる方なら、COLD FINALと併せて是非読んで頂きたい。COLD HEARTはアレなんでアレなんですが…。

  • 2018-07-25
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    コミックが先でした。ずっと悩みましたがもっと深く読み込んで見たくて購入。正解でした。ただ、藤島が気の毒で辛かった!でも結果お〜らいですね

  • 2018-06-08
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    そもそも麻生ミツ晃さんのファンで、コミカライズから読み始めました。続きがどうしても知りたくて原作を読み始めました。痛い、辛い、悲しい…負の感情で心を揺さぶられ苦しくなるほどでした。6年間の透とは余りにも違いすぎて、いくら記憶を無くしても同一人物ならこんなに違わないんじゃないかとも思いました。でも読み終わり、やはりどちらの透も透なんだと思うようになりました。そもそも幼い頃の透は素直で人に愛される子供で、それはそのまま6年間の透です。でも、色々な人の悪意や暴力にさらされた透は変わらざるを得なくなったんだと…。この作品をきっかけに電子書籍化された木原作品はほぼ読破しました。確かに読むのに色々な感情が揺さぶられ、覚悟が必要かもしれません。それでも、ぜひ木原作品を読んでほしい。

  • 2016-07-09
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    二巻を読んだら三巻と、続きが気になり気づけば全巻購入してしまいました。二巻のような甘さは吹っ飛び、この三巻はジェットコースターに乗っているような気分になりました。頂上からいきなり落ちるように、とても痛々しくて、そして恐ろしいほどすとーりーが面白いです。恐らく、木原音瀬さんじゃなければ、こんな苦しくて痛い展開は(良い意味で)描けないんじゃないかと思っています。だからこそ、その後の二人が描かれた四季のお話は、深く読み手である私の心に刻まれました。買ってよかったです。