レビュー一覧

表題作とコナコナチョウチョが読みたくて、購入しました。とくに後者は著者にハマるきっかけとなった作品です。その他の作品は、ストーリーの組み立て方や絵の完成度は高くないのですが、著者の世界観が完成される過程をみることができます。ファンならぜひ。

最後の話が1番よくまとまっていたように思います。青春ってこういう毒々しさもありますよね

思春期の陰影を描いた文学的なお話だと思います。おそらく日本文学を勉強されていたのだろうなあと思うアプローチが散りばめられていてとても好みでした。望月花梨さんのエキスがギュッと詰まったような1冊です。他の連載や短編はこの『欲望バス』からの派生かなと思う様な濃い一冊で読み応えがあります。少し荒い部分も感じますが内容と合っている様に感じそれもまた良しなコミックです。

深い。光があれば影も出来、灯りがあれば闇も出来る。じっくりと読み進めたい内容です。

思春期を描かせたらやっぱりこの人！ってくらい好きでした。表題の欲望バスだけでなく他作品も「あーそういう時期あったなー」の連続。懐かしいな。

この作者さんは本当に思春期特有の残酷さを描くのがうまいなあと思う。それでもどの物語も最後には未来 に光が差していると思える終わり方で優しい気持ちになります。

読みごたえ充分！懐しくて買いましたが、久しぶりに読んでもおもしろかった。思春期ならではの視点がここちよかここちいい。大人になってから読むと懐しさを感じる。

学生の頃、どハマりした作者さんの代表作。懐かしくて思わずレンタル。作画の美しさと登場人物の危ういバランスの上に成り立つストーリー、全く色褪せませんね。