レビュー一覧

ヴァンパイア物は好物なので借りてみました。この作家さんは初めてなのですが透明感のある素敵な文章を書かれますね。お互いに一途でハッピーエンドが好きなので満足です。設定も「なるほど」と思わせてくる力量で羽根の描写など是非イラスト入りで読みたかった。続きがあるようなので早く入荷が待ち遠しいです！

他作の錬金術師のはなしが面白かったので、こっちも読んでみました。エロさは控えめに感じましたが、ストーリーがいいですねぇ。読んでてストレスレスなのがこの作者さんのいいところ！回収しない謎などがなくってスッキリ！

杉原先生のヴァンパイア物、ということで即買いしました。ヴァンパイア×人間です。上品な文体で、丁寧に心理描写される方なのですが、そこにヴァンパイア物らしいエロさが加わって最高でした。受けを好きすぎて自分をコントロールできない攻めの執着ぶりも、受けの一途ぶりも、ツボ過ぎて何度も読み返してます。やはり人気なのかシリーズ化してますが、第一話が一番かな。

初めてこの作者の作品を読ませていただきました。一冊目でシリーズものということで、少し身構えながら読んでいったのですが、結果としてすごく引き込まれてしまいました！ファンタジー要素、そしてキャラクターの魅力が伝わってくるので読んでいて楽しいです。ただ１つ気になった点は、年齢の割に、大学に通っている割に主人公が性に無頓着すぎるような気もしました。ここら辺の配分は人それぞれだと思うので、ファンタジー描写が好きな方はぜひともオススメできる作品だと思います！

評価高いのにはまらず残念。しっかりした世界観ですが、その分やたら説明的です。読んでも読んでも説明で、ストーリーはたいして進展してなくて疲れました。あと、なんだか攻めが薄い。受けは総受け状態ですが、肝心の素敵なバンパイヤの攻めがもう少し活躍して欲しかった。受けと家来とか、受けと狩人とかとの会話は多いのに、櫂が引っ込みすぎな気がしました。

幼い頃から夜の種族と接する能力があった花木律也は一緒に暮らしている国枝櫂を慕っていた。ところが櫂は律也が自分のことを覚えていれば20歳の誕生日に迎えに来るという約束を残して律也の前から去ってしまう。大好きな櫂のことを忘れるわけはないと思っていた律也だったが、櫂の忘却の魔法によって櫂のことを忘れてしまって..ファンタジーなので序盤は世界観の説明が続き、起承転結の起と承が長く感じられたけど、そこを耐えれば面白くなります！櫂は迎えに来ると約束しておいて律也に忘却の魔法を使ったり自分は律也の前に姿を現さない方が律也のためだと言ったり謎に包まれた男です。櫂が好きで好きでまた一緒にいたいと思っている律也から距離をとってなかなか逢いに来ない櫂が、律也と肌を重ねてやっぱり律也が欲しくて欲しくてしようがなくなってからが面白いんです！受の律也は"浄化者"という夜の種族にとって特別な存在で、叔父の慎司や慎司の仲間のオオカミ族、狩人の東條忍から求婚されるんだけど、りっちゃんは攻の櫂にぞっこんな構図が非常に萌える。攻め様はヴァンパイアということで、いたしながらの吸血という萌え禿げる要素があり大満足でした。

絵も綺麗でお話も面白かったけど、長い＆盛り上がり不足で飽きてしまいました。主人公より脇役の慎司、レイ、東條のキャラが魅力的でした。

杉原さんは大好きな作家さんなんですが、ファンタジー系は苦手なので躊躇ってたのですが、正解でした！この一冊にいろいろあり過ぎてお腹いっぱいな感じです^ ^；スターリーがしっかりあるので、読み応えありでしたよ^ ^

ヴァンパイアに覚醒した櫂を一途に思い続けながら待ち続け、伴侶になる律也の苦悩が丁寧に表現されてて良かったですね。

シリーズものが読みたくて手を出しました。テンポが悪いというか、冗長に感じられ、途中から飛ばし読みしてしまいました。つまらないわけではないのですが…。はまれなかったのが残念です。