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主人公はオカン気質の優等生です。誰にでも親身になれるし情にも厚い分　損な役回りも多く陰で「なんで俺ばっかり‥」と嘆くことも。もんもんと考え込む面もあり、空回りしがちです。そこに現れるのが天才小説家　波多野。なぜか気に入られ第二寮で同じ部屋になります。一見、暴君であり　主人公に対しても「コザル」呼びですが、早い段階で子供でいることから自立を求められた過去があり　優しい家庭の中、ぬくぬくと育った主人公から世話を焼かれるのも　どこか悪くない様子。シリーズとしては6冊(完結済)ですが、回を追うたびに主人公の魅力も増していき　波多野へ対する気持ちの自覚や、彼の隣に立っていいか　などの感情も丁寧に描写されています。そんな「孤高の天才作家×世話焼きオカンBL」自分は10年近くハマっています、オススメです。読了後はほんわか優しくなります。

だいぶ前に読んだので曖昧なとこもありますが、攻めがちょっと意地悪な感じで性格が悪かったのが逆におもしろかったです。

訳あり高校生たちのお話。波多野と奥村を中心に話しは進みますが波多野の愛情表現が不器用で分かりづらい！でも、波多野がすっごい焼きもちなところとか不器用なやさしさとか行動に胸きゅんします。もっとラブラブなところが見たかったです。

波多野が品性を疑うレベルの発言しているのに主人公が良い面を必死で見つけようとして読む気が失せる。完全なコメディなら兎も角変に人情風味も加えようとしているので余計に。後ネタバレになるが豆腐と本を同列に語っているのが疑問。一回読んで捨てるようなホモ小説なら同じなのかもしれないが。