表題作、ただただ素晴らしい。感動しました。とにかく表題作が秀逸。表題作１話目なんて、ホントにドキドキしながら読んでいたのですが、終わり３ページはもう神降臨ですよ。包容力ある攻めがとてもカッコいいです。雁須磨子さんって、青春期独特の心がひりひりする感じ、なんていうか大人になってから思い出すとすごく恥ずかしいんだけど、その時はとても必死だったあの時期の空気感を描くのが本当にお上手ですね。そして、恋が始まって嬉しい楽しい大好き〜〜〜だけで終わらず、その後の、嬉しいけど不安な気持ちとか、そういう心の機微を描くのが天才的にお上手だと思います。ちなみに表題作が全体の約半分、あとは色々な短編で、高校生あり、アルバイターあり、珍しくリーマンありで、バラエティに富んでます。「光る男」は本編も相当キュンとしたし、最後の１ページの受け攻め決定の可愛さったら尋常じゃない。「本日はお疲れの御様子」も猛烈に続きが読みたくなるお話でした。とにかく３チケで試せるのなら、雁須磨子さん初めての方にもホントお薦めです。

レビュー読んで借りたが微妙。失敗。サンプルの話と最後のは良かったが、いくつかの話が絵が雑と言うか崩れすぎてて内容も結局何をしたかったのかわからないのが幾つか。。表情が読み取りづらく、流れがわからない。

「かわいいかくれんぼ」で雁須磨子さんが好きになりこちらもレンタルしてみました。新旧色々な短編集です。中には絵柄が古かったり設定が分かりにくいお話もありますが、他の方もレビューされている通りこれはなんと言っても表題作に尽きます！これだけのために無期限レンタルしても良いでしょう。高校生同士のかわいくて純粋なやりとりをドキドキしながら見守りました。過去の苦しみでいっぱいいっぱいな受けを、そこからするりと救い上げて幸せをたくさん与えようとする攻めのかっこ良さといったら...。無表情で愛想がない分、甲斐性があるところが際立ちます。男女関係なくこういう恋愛ができたら素敵だろうなぁと思わせてくれるお話でした。この2人で1冊読んでみたいです。姪っ子ちゃんと写真の使い方も上手い！

ちょーっと微妙…登場人物の書き分けがわかりづらくて、良い風に見れば余韻を残す終わり方も消化不良になりかねない。私は後者でした。しっかり消化不良。好き嫌いがわかれる作者さんなのかな…

めちゃくちゃいいです！一気に作者さんのファンになりました。なんというか空気感が絶妙なんです、すごい透明で美しい所に刺々しい色が塗られている感じというか。恋のドキドキも、目を伏せたくなるような心の闇みたいなものもしっかりと描いて下さっています。どれも愛のあるお話ばかりです。3チケットで読めるので本当におすすめです！

表題が良かったです。臆病な橘高と、ひょうひょうとした芳野、芳野が優しくってカッコいいです。そして姪の照ちゃんが可愛い、いい仕事しました、橘高が大好きなんでしょうね。他の短編もあったかな感じでどれも楽しめました。

良質の短編がいっぱいです。なんだかもうたまらなくなる感じ。表題作は何とも言えないツーンとします。雁須磨子先生は長いものやエンタメ物ももちろん良いのですが、短いものでこう入り込まされたり、なんしかの感情をこちらに与えたりとかの表現が秀逸だなと思います。

う〜ん。初めて読む作家さんでした。評価が高かったので期待してましたが、表題作以外は読み難かったです。どっちの台詞か分かりづらいし、言いたい事は分かるのですが、ストーリーが粗すぎると思いました。もう少し丁寧だと良かったかもしれません。

レビューが良かったので読んでみたのですが…ごめんなさい!!私はちょっと苦手な絵とお話でした。好みが分かれる作者さんなのかなぁ…初めてこの方の作品を読んでみて、ここまではっきりせず、濁されると微妙な感じです。

読んだことあるのに、他サイトで期限切れになり、又買ってしまいました。他作家さんと比べて失礼ですが、秀良子さんのような、精神ものが好きな方には絶対お勧めです。エロさは無いです。表題作は3話分だけで終わってしまいますが、他の短編もどれも、恋の酸いも甘いも噛み分けた作品です。巻末に出て来る、中央線を舞台にした過去の恋のぶり返しの話も好きです。再購読に後悔無しです。