レビュー一覧

エル・バハール王国の長男マリクとシングルマザーの教師リアナの話。強引にリアナを拉致ったマリクの本当の気持ちに二人が気づいていく姿を描いてます。本人も気づいてないのがポイント。三兄弟の中ではマリクの容姿が一番好きかも(^^)長髪マジックなのか…。シリーズⅠとⅡのハイジとドーラも登場。いまいちリアナに個性が無いかも。孤独で強がりなマリクの自伝って感じでした。ＨＱっていちいち"愛してる"って言葉にしないとダメなパターン多いなぁ。シリーズ全部読んで面白かった！

3シリーズとも読みました。皇太子として厳しく育てられたマリクが可愛そうでした。二人なら素敵な家庭、国家を作れるでしょう。

全3部作3作目。一番素敵な話で締めくくってくれるのかと思ったら一番最低な話だった…。皇太子なんて地位の成人の男性が花嫁に迎えたいと思った女性を騙して既成事実を作るってどういうことなんでしょうか。あと、国王とファティマは統一してるけど、兄弟３人が作品によって違いすぎる。特に長男。1巻の時と別人過ぎませんか？確か妻と死別して３男のフィアンセと寝てしまった髭の人ですよね？

村田先生の作品なので、購入しました。皇太子であるヒーロー、一目惚れで、ヒロインを自分のすむ宮殿に連れてきてしまうとは。皇太子を囲む家族は皇太子のことを温かく見守っている感じで、ヒロインにもヒーローの想い人として、接してくれたり、さいごには、父王と弟王子達が、策を練ってヒーローの背をおしてくれて、ハピエンとなり、良かったです。

子連れの外国人でも王妃になれるくらい、彼の国は寛大だった訳です。現実には見習って欲しい人がたくさんいるから、束の間夢を見せてもらいました。美人な処女だけが幸せになる訳ではないのが、最近の傾向のようで、それはそれで喜ばしいことだと思います。

自立心と警戒心の強いバツ一子持ちヒロインをいきなり拉致るヒーロー。皇太子として生まれ育ったことで欠けてしまったものを埋めたいと切望しているのが次第に明らかになる筋立てが良かったです。その意味でヒロインが母親であるという設定も必然性を持ち、上手く生かされていました。大きく家族の絆を結び直す物語でもあります。三兄弟のシリーズ最後で、大団円に満足です。

村田先生買いです。３人兄弟の長男王子様のお話でした。いくら王子様とはいえ、強引にヒロインと娘さんを拉致してはダメだと思いますが、ヒーローが初めてたぶん恋に落ちたのを自覚がないようでした。この王子様シリーズ３巻に分かれてて、主人公の皆さん方も少し癖のあるかたばかりですが、父親王やおばあ様もなかなかいい味出しているので、とても面白かったです。

冷静に考えたら連れて来られるのは怖いけど、ハッピーエンドで良かったです

冒頭のお出迎えの演出が一コマだけですが素敵でした！割と自由そうな国ですねｗ

次男のお話の冒頭に出てきた失礼な兄が主人公で、一目ぼれしたからった拉致っちゃダメでしょ。でも自分の気持ちがコントロールできないヒーローが可愛かったです。ハイジがすっかり家族に馴染んでいてあぁ～って思いました。