レビュー一覧

初めての作家さんでしたが、こういう可愛くて一途な受が切ない思いをするというストーリーがなぜか大好きで読んでしまいます。もう王道すぎて展開はわかっているのに（笑）。美人受の真咲は小悪魔の振りをする乙女な子。年上の貴尚の元カレと自分とのギャップに悩んだり苦しんだり・・それをなぜか逐一相談する相手としての親友がいるのですが、その彼がなんともいい味出してます。主役カップルは王道のハッピーエンドですが、それとは別に貴尚の元カレと真咲の親友とのサブストーリーも少し描かれ、こちらも面白かった。泥酔させての襲い受、できれば詳細を読みたかったです。

意識して小悪魔を演じてる受けが、めちゃめちゃかわいい。攻めさんの失言とか失態は納得いかないけど、魅力的な攻めであることは間違いなし。攻めさんの元カレ、受けの親友もいいキャラでした。悪い人もいなくて切ないのと甘いの両方を堪能できる良作だとおもいます。

八分の七ぐらいは攻めの元カレ碧の影がちらつき、碧が出てくると綺麗だなんだと持ち上げている話の流れに最後までモヤモヤが消えませんでした。碧を真似る受けと攻めの会話がむずがゆくて上滑りしているようで受けへの思いをあまり感じられなかったのと、攻めの碧関連の無神経な言動が相まって、最後の最後八分の一くらいの文章量でやっぱりお前がと甘々になってもあまり心に響かなかったです。短編の片方は碧の新しい恋愛事情メイン、もう一方も半分くらいはそんな感じ。元カレ碧が攻めの過剰なエロ回避するために昔使ってた技を受けに教えて後から効果があったか聞いたりもします…。碧綺麗！すごい！というのはよーくわかりましたが、それは別の本でやったらどうかと正直思いました。面白さがあっても、並行して不快感もあって合わなかったです。

もうコレ大好きです！想いを寄せる貴尚の、当時公認のパートナーであった女王のような碧を真似する事で、いつか自分の存在に気づいて欲しい、好きになって欲しいと頑張る真咲。小悪魔を装っているけど、実はあたふたあわあわしている様子が可愛いかったです。特に初めて体を繋ぐ時！エロ可愛！！そして親友の忠明に何でもかんでも相談するんですが、初めてってバレない為には～からのゴーヤの件には笑いました。忠明いいキャラです。いつも余裕のある貴尚が必死になったり嫉妬を見せるのも良かったです。そして甘々万歳！！何度も読み返してます！

可愛いお話でした。攻めの貴尚より親友の忠明のほうが良い男な気がしましたが…（笑）

かわいい！真咲が！！一途で真面目、ちょっと斜め上の発想をして、恋に全力投球。とても好きなキャラでした。そのお相手の先輩、貴尚さんは登場時は素敵な人感がありましたが、その後がだいぶいただけませんでしたね、色々。前の恋人の名前で今カレを呼んじゃう間違いはありえない！しかも、二回も！！どこがそんなに良いのかわからない攻めでした。そこはちょっと不満に思いつつ、真咲くんがかわいかったので、◯。

受けの可愛いさと切なさ一途さに、ノックアウトです。攻めの元恋人の真似して身代わりだと思っても、心で泣きながら元恋人に似せて行く。胸が痛い。初めてを気取らない様に頑張る斜め上の思考も面白かった。親友君が女王様に振り回されるのも面白い。何度も読み返してます。

高評価につられて購入しました。受けの真咲がとっても可愛いい。また攻めも男前でカッコいい。そして、親友の忠明もなんやかんや真咲想いでそれも良かった。切ない場面もあり、クスッと笑えるとこもあり、最後はあまあまで大満足でした。

不憫な健気受けが好きで探しているうちに出会いました。かなりツボです。ただ、攻めの視点でも描かれていたら、この場面では受けに対して、実は攻めはどんなふうに思っているんだろう？ってかになる箇所がいくつかありました。受けはかなりウジウジしてますが、元々が大人しくネガティブなタイプなので、私は気になりませんでした。それよりも攻めの元恋人、受けの親友との続編希望です。

大好きな作品です。何度も何度も読み返しました。過去の失敗と重ねて自分を偽る攻めと過去を引きずっているならと元カレの真似をして自分を偽る受け。受けは自分で偽り近づいたのにやっぱり身代わりなんだと思い込んでいきます。お互い自分を偽るが故の勘違いやすれ違いが起こりますが最後は甘々です。番外編で受けの友人×攻めの元カレのお話がさらっと入っています。