レビュー一覧

表紙がヤバイイ!!!!!しばらく見惚れてしまいました。お話もとっても良かったです。今まで他人と深く関わる事を避けてきた城谷が黒瀬くんと出逢った事で知ってゆくいろんな感情を、自分ではまだ気付けないでいるその想いを何と呼ぶのか、そんな想いに戸惑う城谷が可愛いくて切なくて。黒瀬くんも内に秘めた闇を持ってそうで、読む側としてはすごくドキドキする1巻でした。まだ進展こそない2人ですが、それでも素敵な萌えが詰まった1冊でした。宝井さんはやっぱりスゴイ＊

なんでこんなに高評価なのでしょうか。エロもありつつストーリーも良い作品なら他にいっぱいあるのに、、、この作品は、潔癖性という重いテーマを掲げていながら読んでみるとただのエロ特化な作品でした。時流的にエロが求められているのかもしれませんが、それにしてもストーリーをもう少し練ってほしいです。重度の潔癖性といいながら簡単なカウンセリングでどんどん解消していって、少し触られただけで発情期のごとく反応しまくって...ツッコミどころ満載すぎてついていけません。登場人物の誰にも感情移入できないし、3巻まで出ておいて進展したことといえばエロ面だけ。色々なランキングでこの作品が上位に挙げられているのをみると、結局エロ描いておけば人気出るのかと残念な気持ちになります。

設定に惹かれて買いましたが、重度の潔癖とそれを支えるカウンセラーの関係にリアリティが無さすぎです。なぜ高評価なのか分かりません。設定無視しても、いい歳した二人の男の思考過程とは思えないほど幼稚で退屈でした。とりあえず話の進展を期待して３巻まで買いましたが、何も進展なし。エロとか関係性とか、主人公の潔癖も攻めのカウンセリング技術も、もう何もかも！チケットの無駄でした。もう買いません。

少しネタバレです。評価下げてしまってすみません。２巻まで読みました。重度の潔癖性の城谷をカウンセラーの黒瀬が根気と誠意をもって改善に導くのかと思っていたのに、割と早い段階で黒瀬が己の性欲に任せて突っ走ってしまって、本当に残念でした。途中から何だか黒瀬からさほど誠意を感じられなくなり、城谷が重い潔癖症である設定の必然性さえ薄れてきたように感じました。私には城谷の潔癖性が相当根深く見え、それだからこそこの物語が面白くなっていくのだろうと思っていたので、いくら黒瀬が相手でもそれ本当にいいの？10個の項目すっ飛ばしすぎじゃ…？何のための10項目なの？？と、いちいちモヤッとしてしょうがなかったです。もちろん、BLだからずっと絡み描写ナシだと駄目なんだろうし、BLにリアリティを求める方がおかしいのかもしれませんが、私は最後に病気を克服してそこでようやく二人が触れあうような物語を期待していました。途中まで凄く良かったんですけど…。当初の予定よりもかなり展開を急いだのかなぁ？という気もします。

宝井理人、どの作品も大体同じ感想になるんだよな。絵は好き。雰囲気もいい。キャラもかわいい。だけどちょっと何か足りない？キャラの言葉数が少なくて、モノローグが多めなんだけど、なんか自己完結しすぎ？みたいなところがもったいない。もうちょっとキャラに人間味があって、恋愛に発展する経緯、惹かれていく心の動き、ドキドキ感みたいなものが画面から伝わるといいんだけど。

評価が高かったので読んでみましたが、ひどい内容でした。プロのカウンセラーが友達としてカウンセリングをして心の中に立ち入ったり、拒絶したり、振り回して、傷つけて、結局何がしたいのかよく分からない。ただの鬼畜ですね、それを善意に見せかけている。カウンセラーを題材にしたいのなら、もっと勉強して下さい。

なにこれ少女漫画みたい。男同士の必然性を全く感じない、受けがただの乙女思考。ヤンデレでもないし強迫観念も薄い中途半端なキャラ、トキメく事だけいっちょまえ。仕事しろ！攻めの「1から順に俺と実行してもらいます」ってのが作者が言わせたかった感半端ないご都合主義の台詞、AVでよくあるパターンじゃないかと失笑してしまった。カウンセリングとか言ってエロに持っていきたいだけなのではないかと、10項目目はセックスですかと。陳腐だし寒い、設定も浅くリアリティがない、お話として読む価値ない。

絵はとても綺麗だけど、話はなんだか麩菓子みたいな感じ。表紙ですごく期待するけど中身はふわ～とさくっと終わっちゃう。中身が薄いような読み応えのないような…。攻の心理描写や受けの潔癖性になった理由がまだ伏せられてるからそう感じるのかも。次巻ではもっと読み応えや深みが出るのかもしれないけど、もう私は続きが気にならない。

いやー、ホモはいい。声を大にして言いたい。ホモはロマンだと。絵が綺麗なだけの漫画家さんというのは悲しいかな沢山いらっしゃいます。絵が上手ではないけど、魅せ方が上手い漫画家さんもいらっしゃいます。絵が綺麗でないのに、お話がすごく面白い漫画家さんもいます。宝井さんは、絵か綺麗で、魅せ方が上手く、お話が面白いという、とても稀有な漫画家さんだと思います。少女漫画家さんで言えば、清水玲子さんとか。人物と人物の間に流れる間と言うか空気感と言うか。それがすごーく好みです。勿論誰しも好みがあるので、ガッツんガッツん最初から最後までヤり倒すBLが好きな方もいるとはは思います。でも私はそういうのは辟易なので、この作品がとても好きです。１巻では、重度の潔癖症の城谷と、とても面倒見が良さそうには見えないのに案外面倒見の良いカウンセラー黒瀬の出会いと性的なことは何もないやりとりが描かれてます。いいですよ、まだ握手くらいしか出来てませんが、おばちゃん、待ちますよ。こんな二人がガツーンとヤりあうときは、ほんっとーにエロイ！と思ってます分かってます。だから待ちましょう、次巻まで。３巻とかまで待たされたら、泣いちゃうかもだけどね！

レビューがよくて借りましたが、登場人物の行動原理がよく解らなくて、なんだそれ？と思いながら読みました。この作者さんはやっぱりよく解らないなー