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レビュー一覧

総合評価
5点
4.0
(65)
5点 5 30
4点 4 17
3点 3 9
2点 2 6
1点 1 3

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2014-06-13
評価点
5
白桜さん
Renta!で購入済み
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10年くらい前に好きだった漫画。紙の本で持っていましたが、いつの間にか手放してしまい、再び出会えて良かったです。なるしまゆりさんは、深いストーリーを描く漫画家さんだと思います。カッコ良く言うと、真理を描いてると思うときが多々あります。何度も読み返したくなる漫画です。(残酷な表現もあるので大人向けです。)物語は、すごくざっくり言うと、極めて異端の能力を持つ少年が、運命やら、自分を利用したり排除したりしようとする組織やらと戦う物語です。個人的には、敷島くんの神道っぽい魔法が好き。和歌みたいな呪文で、珍しいし、よく考えられてるなあと思います。なるしまゆりさんの漫画は他にも、ボーイズラブですが「原獣文書」という名作があって、すごく良いので、こちらもRentaさんで扱ってくれたら借りたいです。是非入荷お願いします。
2014-09-02
評価点
5
MOEさん
Renta!で購入済み
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名作だと思います。心理描写が深く、単なる俺無双のスピードだけで押し切る漫画とは違う。じんわりとこの世界の理に入り込んでいくような物語になっています。最近は一巻を読んだだけですべてを掴めてしまう漫画が増えましたが、わかりやすいのが親切かというと、……うーん、長編漫画ってそういうものかなぁ……と。少なくとも、なるしまさんの作品は強引に引き延ばして継ぎ足したストーリーにはなっていません。最初から最後までロジックがしっかりしています。一巻だけ借りられた方と、続きを読まれた方の評価を見比べると、長編漫画としての真価は明らかかなと思います。個人的には、小説を読んでいるかのようなモノローグの美しさが好きです。
2014-08-30
評価点
2
Mukky91さん
Renta!で購入済み
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一巻だけ読んだ感想ですが、とにかくテンポが悪い。助長。何せ最初の事件が解決しないうちに一巻が終わってしまう。そのくせ人物の設定やら事情やら人間関係やらが、これまたハッキリ見せる間も無く先に続いてしまう。例えるなら手を出せない回転ずし。「あ、このネタ美味しそう。でも次のネタがきた、これも美味しそう。次のネタが来た。あ、前に回って来たネタがまた来た、こんなのあったなぁそう言えば。また次のが来た。去った。来た、去った、来た去った、また来た去った…ああもういいや」という感じ。既読の方からのレビューや巻数が多いことから見ても、きっと読み進めて行けば面白くなるのだろうな、と思うのですが、まるまる一巻ぶんのネタがたったの一つも消化することができないのはしんどいです。個人的には星一つでもいいかなと思ったのですが、他レビューの熱さに敬意を表して星二つに。
2014-05-26
評価点
5
まきちさん
Renta!で購入済み
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書籍でもってます、かなり休載期間がありましたが、それでも続きが気になって待って居られる程にハマってしまいました。 ストーリーも引き込まれる展開ですが、何より主人公達の独白や心理描写が、なんとも心に響く台詞で表現されています。このお話の彼らのような状況にはなり得ないんですが(笑)、日常生活での自分のモヤモヤした気持ちを言葉にしたいとき、ピタッとくる台詞がどこかしらにあると思います。なるしまゆり作品はハマるとクセになりますよ。
2015-01-28
評価点
5
skさん
Renta!で購入済み
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「自分を自分たらしめているモノは、一体何か?」「自分のよろこびは、それをだれとも共有できない孤独においては無いものと同じじゃないか?」「死者を思うように再現させたとして、それは本当にその人か?自分はそれを望むのか?倫理はそれを許すのか?」「盲信は何を生むのか?」……このマンガで登場人物を通して投げかけられる問題たちの一部です。今まであらゆるジャンルのあらゆるマンガを読みましたが、少年魔法師は、自分にとって「究極の一作」です。私が初めて読んだのは中学生の時でしたが、アラサーの今でも、これ以上感銘を受け続けているマンガはありません。ただ、他の方も書いているようにダークで重く、伏線が多すぎてずっと読み続けないと物語のとっかかりがつかめないので、響く人には大きく響くけど、そうじゃない人の方が多いと思います。独特の設定や緻密な人物関係も魅力ですが、まだ子供な主人公たちが、戦い、その意味を考え、何を目指すのか見つけ、成長していく姿にとても心を打たれます。一巻は、物語の大きな伏線で(まだ登場していない主人公すらいる!)そこから先にストーリーは大きく動いていきます。タイトルの「少年」とは、カルノのことだけではないのです。魔法が出てきますが、ワクワク冒険ファンタジーではありません。悪の親玉をやっつけていくためのストーリーではなく、何が幸せか、誰の幸せを自分は願い望むのか…そんな物語です。
2017-06-03
評価点
5
よるさん
Renta!で購入済み
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何千冊(そろそろケタが上がる)と読んできた中で,たぶん一番好きな作品.絵柄はそれ程上手いとは思わないし,最初の1,2巻のグロさで引く人も多いかと思う.後半の主要キャラ皆殺し展開もキツい.本気で読む人を選ぶ作品だよな....と思う.最終巻は2,3回読み返さないと十分理解できなかったし.他人に薦める本なら別のものを挙げる.それでも私の嗜好では一番.「稀代のストーリーテラー」の煽り文句に恥じない作品だと思う.「エンターテイナー」でないのが商業的に残念なのだろうけど,「物語」は虚構を通じて普遍的なものを取り出して見せるものであって欲しいので(飽くまで個人的な嗜好だし,エンターテイメントに重きを置いた作品も好きだけど)20年かけてこの作品を送り出してくれた出版社の度量に感謝.
2019-11-12
評価点
1
誰も寝てはならぬさん
Renta!で購入済み
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当時リアルタイムで追っていました。大好きでした。叙情的なモノローグと心理描写に心の芯まで震えました。新刊の発売を待ちわびてずっと買い続けていましたが、追うのも待つのもそこまでの情熱も興味も年月と共に薄れていきました。引っ越しをきっかけに持っていた漫画を全部手放して電子書籍だけにしました。この漫画も手放しました。それきりでした。最近やっと完結したと聞いて、電子で買い直しました。懐かしさだけで、あまり心は動きませんでした。これが10年前に完結してたら、もしくは毎月コンスタントに連載が続いていてやっと完結した物語なら、素直に喜べたのかもしれません。1996年のあの当時に、1996年の香港を描いた一巻を手に取れたことは幸せなことでした。別のタイミングで手に取ったとして、当時と同じ熱量で好きになれたかどうか。1996年からもう20年以上。今の時代には、もう合わないような気がします。20年前は、本当に大好きでした。でももう読み返したいとは思いません。
2014-05-03
評価点
4
赤丸さん
Renta!で購入済み
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残酷表現が多少あるので、苦手な方には向いてないかも知れません。破壊的なカルノと優しい雰囲気のイブキとが出会う事で、それぞれの人物の物語が転じていきます。能力や個性の違うキャラクター達がみんな魅力的で、ただストーリー進行に流されていくのではなく個々の思惑や策略が折り重なって一つの物語になっている、なるしま先生らしさを詰め込んだ長編作だと思います。
2014-08-29
評価点
1
ぽんずごはんさん
Renta!で購入済み
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☆5ばかりだったので期待して読みましたが、うーーん…あんまり私には…。かるーく読み流せるマンガが読みたい人にはオススメできません。重いのが読みたい人でも、好みによるとおもいます、、個人的に一巻だけで十分だったので☆1で
2020-03-06
評価点
3
kaolinさん
Renta!で購入済み
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時間の長さを感じるなぁ。連載当初はどっぷりハマって読んでたんですが、そのうち不定期な連載になって新刊がいつ出るのかもよく分からなくなり途中で読むのが止まっていました。なので自分の中で「。」を付けたくて未読分を購入。うーん、長い年月の中で作者に何があったのかと思うぐらいキャラクターの見分けが付かなくなっていて困りました。最後の方なんて勇吹とアークの区別が…(そこに意味があるのかもと深読みするレベル)ただ読むのを離れてみて改めて自分はこの作品はキャラクターの魅力で読んでいたんだと気づかされました。思えば最初にレヴィがああなった時にもう読むのもう止めようかと思ったのを思い出しました。それぐらいこの話に出てくるメインキャラも魔法使いたちにも魅力を感じていたんですね。だからその人たちが出てこなくなり、話はどんどん小難しくなり、でも広げた風呂敷が大きいので展開を期待したんですが…え?結局それ???ってなるエンディングで…なんでしょうこの最終巻の消化試合感。期待し過ぎたなぁ。個々の強い魔法使いたちが色んな呪文や儀式で魔法を使うのもツボだったので最後の方は全然それらしいことしないで力使ってるのもなぁ。魔法はどこへ行ってしまったんだろう…