レビュー一覧

じんわりとする切なくもやさしい話や、ほのぼのとするあたたかな話ばかりです。ちょっとダークな部分もあるけど、絵が可愛いので惨すぎない。２巻に出てくるネコのクヴァントが個人的に可愛くて好きです！！

砂漠を舞台にした不思議なオムニバスストーリー。この2巻で完結でなく、『砂の下の夢〜空の下の緑〜』に続きます。ストーリーはほぼ続きなのにシリーズ変更されたような発行が不思議です。電子だと装丁関係ないので気になりませんが。

エグい話には定評のある作者様の本ですが、まだマイルドな方です。

TONO先生は心に響くお話を描かれるので大好きです。砂漠のオアシス話、それぞれのオアシスにストーリーがあっておもしろいです。

レビュー評価は皆さん高くて今時点7人全て★5でした。総合評価5.0を下げてしまい誠に申し訳有りません。ですが私的には絵柄がどうにも雑な感じで手抜きに思えて魅力を感じず物足り無かったです。ストーリーは不思議なミステリーファンタジーと言った所でしょうか結構面白かったです。

好きな作家さんの一人です。チキタも猫もお医者さんの一族も好きです。やっぱりこの作品もこのシリーズもとっても好みでした。

ファンタジー！すきです！世界観が素晴らしいです。どこかにある国のような民族のような。毎話、死者を通して教訓のようなものがあります。絵柄があっさりしていて可愛らしいので悲惨な場面も重たく感じずに絵本のように読めます。おすすめです。

TONO先生のはカルバニアをずっと読んでた。異郷の雰囲気で少し趣が違うけれど、何というか思考の傾向は同じかなぁ。

TONO先生の作品は、やたら明るいはじけたコメディとかなりシリアスなダークファンタジーとで結構ふり幅があるのですが、この作品は両者がうまい具合にまじりあって、シリアス気味だけどダークにもなりすぎずいい感じです。砂漠のオアシスが舞台となっているため、人の生き死には常に過酷な運命が付きまとっていますが、やはり毎回そこで紡がれる人間ドラマは面白い。

面白いです。独特の雰囲気と絵が綺麗な砂漠のオアシスファンタジー。もっと読んでみたい作者の一人です。