レビュー一覧

この作者さんの少女マンガ作品が好きでした。月刊誌の別冊もの、季刊誌でよく短編を描かれていましたね。まさかBL作品でこの作者さんに出会えるとは思いませんでしたのでたぎりました(笑)当時もこの作品と同じく、クラシック音楽とオカルトが得意だったと思います。当時の少女マンガの雰囲気のままのＢＬでとても嬉しかったし安心して読めました。

題名や、内容紹介とはかけ離れてる作品。ちょっぴりホロリときた。もう少し品のある題名の方が良いのでは？

可愛らしい少女漫画の絵に純愛転生物。せっかくBLなんだからもうちょっとでいいから男の子っぽい方が個人的には好みだったなーと。

これ、タイトルが良くないと思います。現代は「夜想曲」というみたいですね。ピアノとバイオリンとチェロが脇役にいます。転生ものですが、ただ単に「生まれ変わったら今度こそ幸せに」ではなく、お互いを思いやって回り道してそれでもお互いがいいんだ、とわかって最後に結ばれる、というのがいいなと思いました。現代の彼の顔がちょっと幼いとは思うのですが、過去と対比させることを思うとこれでいいのかも。「運命のトライアングル」とありますが、別に前世で三角関係だったものを現代にも引き継いでいるというわけではなく単に現世で当て馬役であるというだけです。