レンタル51万冊以上、購入133万冊以上配信中!

年齢確認

18歳未満の方はご利用いただけません。あなたは18歳以上ですか?
はい
いいえ

レビュー一覧

薔薇王の葬列

5点 4.7 686件
  • 4点 5
    402
  • 4点 4
    94
  • 4点 3
    30
  • 4点 2
    11
  • 4点 1
    0
  • 未購入レビューは星の評価(★)の対象外となります。
  • 2014-04-24
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    「王はヨセフ(羊飼い)だからさ」という台詞の解釈。ヨセフとは、大工であり、その妻マリアは処女でありながら神の子イエスを身ごもった聖母です。つまり、ヨセフという男は神の子の父親でありながら妻とは交わっていないのです。門兵たちは「王子たちは、敬虔なクリスチャンのヘンリー王とマーガレット王妃に、神が授けた子なのさ」という建て前を使って「女嫌いのヘンリー王が父親なわけないだろ、王妃が他の男と寝て作った子さ」という揶揄をしていたことになります。そこへ王妃が登場したので門兵たちの血の気が引いていたというわけです。絵がとにかく美しい!今後の展開が気になります。

  • 2014-06-03
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    皆さん誰も書かれていませんが、、お父さんが好みです。あと両方の王妃?の顔が似ている・・。

  • 2015-07-26
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    エドワード(ランカスターの)ではありませんが、三白眼のリチャードがだんだん可愛く見えてくるから不思議です。正確な歴史ドラマでも、単なるシェイクスピアの物語の漫画化でもなく、あくまでファンタジーなので結果が予測できず、ドキドキさせられますね。最終的にリチャードが選ぶのは誰なんだろう、とか。おりしも最近になって、イギリスでリチャードの遺骨が発見されたという記事を見ました。シェイクスピアのリチャード3世は醜い人物として描かれていますが、現代の技術で再現した結果、穏やかで知性的な風貌であったことが判明したそうです。現実でも物語の上でも幸福とは言えないリチャードですが、せめて漫画では幸せになってほしいなあ。

  • 2014-04-21
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    元々史実の新選組好きだったので、北走新選組でファンになりオトメンでの方向転換(?)にびっくりしつつも途中まで面白く読んでいたんですが、途中から追えなくなっていました。間にまた新選組を一作描かれてるみたいですが、今回のこれ。雰囲気としては昔からの持ち味のダークファンタジーにオトメンの華やかさが上乗せされた感じ?絵がいい意味でこなれて来てて、美麗さはそのままに前まであった固さがなくなっています。雰囲気で読ませる系ではありますが単純に面白かった!他の方も言われてますがぜひ最後まで読みたいです。

  • 2017-01-27
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    キリスト教では、両性具有は悪魔の証なんですね…。詳しくないんですが確か天使が無性だったはずだから、その逆って事か…。しかしリチャードが体験していく人生、最新刊まで読みましたが切なくて苦しくて、胸が痛くて…、どうしたらこの子は幸せになれるんだろう。父王のように接してくれていた人まで、あんな……。これも人に聞いた話しなんですが、日本では、むしろ神は両性具有らしいですね。日本に生まれていれば、軍神と言われて崇められたり、戦いに出なくてもリチャードは神性な存在として人々に愛されたかもしれないのに。…歯がゆいです。しかし作者さんの画力というか、人の(特に女性の)表情を出すのが本当に巧みですね!作品全体を通して、女が強い気がします。悪女だらけだからかな?私はランカスターの女王より、リチャードの母親のほうが憎たらしいです。自分で産んどいて子供を虐げる親とか死ねばよろしい。

  • 2016-10-30
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    絵はとても美しいです。ただ主人公が男であり女でもあるという設定なのに、恋愛視点になると完全に女性寄りなんですよね〜。そういう意味では両性という設定にあまり意味を感じられませんでした。男装女子でいいじゃん、みたいな。

  • 2014-04-24
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    うーん。ムードで読ませるもので、今のところは微妙かな。もっと、時代背景や戦争の流れといった骨格的なものの説明がうまく盛り込まれているといいかも知れません。でも面白いは面白い。

  • 2015-12-18
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    ネタバレが嫌いな人も中世が好きな人も、まず歴史を踏まえてから読んだ方がいい。ifの物語だから最初はすべて象徴的過ぎてわかりづらい。でも百年戦争から薔薇戦争への経緯を知った上で読むなら絶対わくわくする。キャラの表情もいいし、大真面目な台詞の筈なのにちょっと笑えてしまったりするのが好きです。

  • 2015-07-26
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    I love British history but never thought I'd like Richard III. What a creative way to look at his tormented life! It's the best story I've read in a long while. I can't wait to read the volume 5.

  • 2022-06-16
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    遂に完結してしまいました。あれだけ広がった風呂敷はこうでしか畳めないという状態だったので特に意外性はなかったです。正直なところ、最後のページを捲った時に「ここで終わりかよー!」と思ってしまい、あと1ページでいいので、あの後ケイツビーの願いが叶って穏やかに笑い合って過ごす2人が見たかったな、と思いました。