レビュー一覧

初めて読む作家さんです、最初から淡々と話が進みますが、ふわりと花の香りがしそうな気がするのは何故だろう。。。ゆっくりじっくり進み、時折もどかしい気さえするのに、この小説の刻む時間が好きです、ゆっくり読みたい、そんな気さえします、真帆が一途で健気で容姿と似つかなくても、なんか可愛いと思える、それに比べて陽人！色々といろんな人をかき混ぜすぎ！でもまぁ、グッジョブとも言えなくもないかな、、、一哉は元々ノンケだから悶々と悩んでしまうけど、幼い日の想いは消えず心の奥深くに残っていて、決壊した後はもう、やっとだよーーこの子等は！と安堵しました、次の日は読んでて私も赤面ですよ（笑）真帆がいちいち可愛くて困る。。。あと私の一番のお気に入りキャラは花梨ちゃんです、ちょっとおませな所が可愛い、背景に色々と大人の事情があるところが少し可哀想だったな、、、ゆっくりじっくり進むお話が好きな方なら合うのではないかと思います、良い作品です、表紙の絵柄もとても素敵でした。

ありきたりな設定でしたが（可愛いかった幼なじみがイケメンで攻とか）、予想外の展開でした。話が全体的にコメディ寄り。作中にツッコミを入れると、主人公が同じツッコミを確実に入れてくれるという素敵な作品。ププっと何度か笑ってしまいました。こんな事でBLとして成り立つのか！？とドキドキしながら読み進めましたが、きちんと成り立っていました。それもまた何故か自然（？）な感じが出ていて面白くもあり。久しぶりにワクワクしながら読み進められたら作品でした。作者様の他の作品も読んでみようと思わされる作品です。

あとがきで作者さんもページの関係でとおっしゃってますが、くっついた後のイチャイチャが少ない！途中まで夢中で読んで、最後の最後であれ、終わり？とガックリしてしまいました。将来的に起きるであろう問題（将来の仕事の場所のこととか）が全く解決されないまま終わるので不完全燃焼な気持ちです。できたら最後に少しでもいいから社会人になった２人の様子が欲しかったなぁ。内容としては攻が受を大好きなのがとにかく伝わってくる話でした！可愛くて、ほのぼのと読めます

ストーリーは好きなのですが、深まり感がなかった。ラブになる過程も胸にひびくエピソードはなかったし、他の同居人も期待した絡みはなく、残念！

ほかの方も仰ってますが、くっ付くまでが長〜いです。焦れったいというか…その分くっついてからのイチャイチャも少ないので、エロ目的の方はやめといて方が良さそうです。

かわいい幼なじみ愛。かわいいって言ったら美人攻くんが怒りそうですが（笑）。周囲の人間関係も明るくていいです。

展開が遅くて評価の低い方もいますが、私はこのジリジリ感がとても良かったです。小さな頃とは見た目が変わってしまったものの、中身は全然変わってなくて、受けをずーっと一途に想ってる攻め。少しでも受けに好きになってもらおうと、あれこれ頑張る姿が可愛いです。表情にあまり出なくて、何考えてるか分からない。でも実は溺愛っていうのが好きな方はぜひ読んで見てください！しいて言うなら、できればくっついてからをもう少し読みたかったです。

私は序盤の数十ページ程で読み進めるのが苦痛になり、最後まで読めずギブアップした数少ない作品です。どなたかが「淡々と」と表現されていましたが、私が分析するにこの作品は主人公の心情描写が極端に少なすぎることが苦痛に感じる原因かなと思います。幼なじみに対して、小さい頃は可愛くて好きだった、今は面影がない。それで？嫌だと思って拒絶したいのか、それでも好きだと思って仲良くしたいのか伝わってこない。その後も、不可解な言動をする幼なじみに対して、それで怒りを感じて関わりたくないと思うのか、好意的にとって仲良くしたいと思ってるのか。とにかく主人公から何の感情も感じない。ただ不思議な言動をしている幼なじみ（まあ、主人公のことが好きだけどツンツンしちゃってる幼なじみですね）をなにやってんだろう？と眺めているだけのように感じます。上手い作家さんの場合、読み手が意識せずとも主人公の感情にのせられ、相手のことを好きになったり嫌いになったり引きずられるものですが、この作品では全く引きずられる感じはなかったです。それが「淡々と」なのでしょうねえ。

すごいいい偶然ですが美少女が大男になっててびっくり。

すぎはらりおさんのさくひんをよみかえしています。