レビュー一覧

ベントレーに乗るヒーロー、良家の出身で、婚約者はおそらく親や親せきのお膳立てによる相手かなという感じがしました。ヒーローがヒロインにキスする場面で終わってしまって、いちおうハッピーエンドですが、あまりにあっさりと終わってしまって残念です。プロポーズもなかったし、牧師であるヒロイン父に結婚の承諾を得るとか、もうすこし先を読みたかったです。

ウエディング・ストーリ−２００５に収録された短編です。主人公二人の淡々とした恋愛進行に、ヒーローの婚約者の毒がうまく絡み合っていきます。この作品は短編ということもあり、珍しくヒーロー＆ヒロインの無意味な掛け合い（勘違いで言い争うベティ作品恒例パターン）はありません。そのせいか婚約者の性格の悪さが浮き彫りになり、滑稽にも見えました。ホッとしたい時にちょうど良い内容です（でも、人によっては物足りないと思うかもしれませんね。ファンなので毎度毎度の甘めレビューです）

この終わり方っておかしいでしょ。シルビーと婚約がどうなったか分からないのに？牧師の娘がダメでしょう。それにストーリー的にドクターである必要は無いし。ストーリー展開もイマイチ、面白さもイマイチ、ときめきもロマンス的にもイマイチ。残念な感じかなー

やっぱりこの作家さんはいいですね。穏やかで優しくて安心して読めます。でもちゃんと性悪ライバルがいてドキドキもさせてくれます。ヒーローがガツンと言ってくれてすっきりしました。ヒロインとその家族が素敵な人たちでした。なので、結婚後の二人の様子や、ヒロイン家族と楽しくしているヒーローもみたかった。

策士策に溺れる、みたいな話。善人のヒロインには良い事が、悪人（というか悪いことをたくらんだ）婚約者はフラれる。ほっこりする話だけど、何であんだけ人を見る目のあるヒーローがあんな自分勝手な女性と婚約するのか謎。結局は顔で選んだのかな？