レビュー一覧

ヒロインが最初に出会った男に天罰が下らないのでもやもやが残りました。そしてヒロインが自分を責めるのも好きになれない流れです。ヒロインがどんなにお酒を飲んでいても、二人きりになってもそれはOKでなくノーと言えばノーなのです。ノーと言われたら強引に進める権利はないしレ〇プは犯罪なのに、ここで女性を責める風潮は古臭くて馴染めなかった。最初、ヒーローは7年間隣にいて静かにヒロインを見守ってたのか思ってたけど、常にヒロインの体を誉めて称賛の目で眺めまわしているなど、気持ちを隠しているわけではなかったので意外でした。ヒーローが強引に迫ってヒロインが激しく拒否する場面が数回あり、その度に、僕を信用できないのか自分は無理矢理迫ったりはしないと言うヒーローですが、たった今強引に迫ってたじゃんと思いました。ヒーローは大女優にへつらうことを重要視して、何度もヒロインに女優に逆らわないように注意したり、なんか器の小さい男に感じてきゅんきゅんはしなかった。

意表をつく作品。最初ルークがヒーローだと思ってました。でもヒロインに「この野郎」なんて言うので違和感がありました。ハンサムでもなくセクシーでもないヒーロー、7年もヒロインに片思いしてます。反対にヒロインの方はなんとも思ってないのが可哀想。ルークの登場で2人の関係が変わっていきます。最後報われたヒーローの気持ち、本当に良かったねと思えました。