レビュー一覧

同じSHOOWAさん作のシリアス系作品に「向日性のとびら」がありますが、同じシリアス系でもこちらのが解りやすく読みやすいかな。更にジリジリとくるようなラブシーンがあるのが良いです。　あ、ただ短編だから「向日性」みたいな読みごたえはないです。　設定が設定なので、その後の二人でお話はいくらでも描けそう。ススムンが色々可愛いやらかしをしてくれそうで（笑）　ちなみに無料サンプルで読める漫画、あれだとススムが女性の人形に恋してたのかなって勘違いしそうですが、あれは訳があります。　あのサンプル部分以降から一気に二人の距離が縮まります。　あのサンプルだけだとあんまり読む気が起きないかもですが、良い作品ですよー　　　表題の後の作品ですが、自分は一番最初の二人でずっと続いて欲しかったな。　途中で違う人とくっついてしまって（しかも攻めだったのに受けになった）のがちょっと違和感でした。　でも表題作が良かったので星５ツ　　SHOOWA作品に甘いかな私（笑）　　

表題作で泣いた。攻めは多くを語らない。受けも特に気持ちを言わないし、最初は流されてる感がつよい。だけど細かな心情の移り変わりが少ないセリフや表情から伝わってきます。無口キャラのもらす一言の威力すげえ。せつないです。だけどハッピーエンドでほんとよかった！後半ずっと悲恋エンドだって思ってた。コメディ色のイメージが強い作家さんですが…　いや、そうでもないか。向日性の～とかシリアスだし。まぁとにかく、コメディって一番難しいって言葉を思い出しました。うまく人を笑わせることが出来るひとはシリアスも当然行けるんだなと。初期作品でこれじゃあ巧いわけだよな、とひとり勝手に納得。自分はこの方の作品中でこの表題作が一番好きです。

SHOOWAさんは天才ですかね。初期の頃の作品とのことですが、お話し、展開、キャラクター、どれもとっても良く出来ていて初期の頃と言われてもわからないくらい（絵は少しだけ身体の感じとか違いますけれど）良いです。相変わらず無国籍な感じの男前さんが登場します。”すすむ”と、”もどる”の”すごろく”コンビ。すすむんの天然キャラは、訳ありなのですが、、、。アンドロイドやロボット、クローン人間などの話は、映画ブレードランナーを思い出しました。初めて恋をする、切ない気持ち　純愛です。　SHOOWAさんの描く世界は、無国籍で　時代も未来っぽい設定なので、なんだか外国のSF映画とか小説を読んでいるような不思議な気持ちになります。そして男の人がいつもかっこいいです。表題作の他に、焼き鳥屋とひげのラブストーリが入っています。”とり”と”ひげ”の間を取り持つ、着ぐるみバイト（うさぎ）が、突き抜けた明るさのポジティブキャラで◎　良い事、言います。とりもひげもうさぎも、本当良い子たち。友情や愛情、人情味溢れるお話しです。SHOOWAさん、おじさんを描くのもうまい！この焼き鳥屋さんに、表題作の”すすむ”と、”もどる”も、ちょいちょい食べに来るので、再び二人の元気な姿を見れて満足。一冊まるごと楽しめました、星５つです。

他サイト様で、旧版を２冊ダウンロードしていましたが、期限が終ってしまいましたので、こちらのサイト様を利用しました。新装版で、ひとつにまとまって良かったです。アンドロイドのススムを好きになり、何となく生きていたモドルが人間らしさを取り戻して行きます。ススムは、優しい。そしてモドルへの愛情表現が紳士的(^w^) キスしてるコマが好きです。特に、仕事終わった途端にススムがしてくるシーンが好きです。モドルは、見た目はキレイだけど、他人に素っ気ない 。でも、ススムには、いきなりキスされても受け入れたり、ちょっとデレてる感じが良いです＼(^-^)／

シリアスな内容ですが普通に良かったです。こっちの方は短編も最後まで、楽しむことが出来ました。

ストーリーがいいです。これが男女だとなんか安っぽいラブストーリーになりそうな気もするんですが、何とも切なく良いです。メインの二人とも言葉が多い方じゃないのを、うまく絵と間で現されていて切ない気持ちがよく伝わってきます。もう1作品も吹き出して笑いながら読みました。まるっと1冊十分に楽しめますよー！

わぁ、これあったんですね。結構前に読んだんですけど、今読んでもやっぱりいいなーと思います。ストーリーもまあそうですが、何と言っても言葉と表情がいいです！色気があって切なくて。他のよりちょっとシリアス多めです。

近未来SFのBLです。似たような境遇だろうと思っていた恋人が、実は全く別の生き物だったらと思うととても怖くて辛い。いつか壊れてなくなると思うと、恐ろしい。怖くて悲しい気持ちで読んでいたのですが、最後は優しい気持ちになれる作品でした。やはりSHOOWAさんの作品はどこか古い映画を思い出させます。

Shoowaさんの画とシリアスな作品が好きな方にオススメな表題作です。メインの二人はきれいでお互いを思いやっていて不器用ながら優しく、何よりきちんとしたストーリーがあるのが魅力だと思います。

表題作が好きです。静かな作品。ススムとモドル、表情というか目で語ってます。読み手にもガンガン伝わってきます。モドルにススムがすごく優しく触れるので、『ススム、それ絶対モドルに伝わってるよー』と切なくて愛しくて泣けてきました。これが2005年・2007年の作品なんて驚きです。もっと二人を見ていたかった。