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思わず泣いてしまった…。やっぱり語シスコさんすごい。1999年から2001年までに描かれた短編集ですが、ああああああ、やっぱ、この漂う切なさがたまらないと改めて思いました。色々はいってますが、表題作は、高校生×先生。攻めの高校生が格好良くて素敵だったし、幸せな気分になれました。でも胸に沁みこんできたお話は、なんといっても「色は匂へど散りぬるを」です。秀逸です。これはラブ&カタストロフィに入っていた「どこへも帰らない」の続きです。「どこへも帰らない」も本当に良い作品でしたが、もしそれを読まれているのに、こちらの作品を読んでいない方は是非読んでみてください。まだ読んでいないかたは、絶対ラブ&カタストロフィを読んでからこちらを読んだ方が、数十倍楽しめます。語さんにしては超珍しく、エロが皆無で、人間の弱さと強さ、そして優しさというものについて考えさせられるお話です。本当に秀逸。素晴らしかったです。
楽しくいくつかの短編が詰まった良作!特にマコと凛の話が良くて無期限にしました!ミレニアム前後の高校生や若者の空気感が、描かれてて懐かしい気分に。土着ヤンキーもエッグなんかのオシャレ高校生雑誌の洗礼を受けた時代、作者のストリートカルチャーへの観察眼が、埼玉を地元設定に漫画のキャラ造成に表れてます。あの当時のロン毛好きな自分(長瀬クン主演IWGPのドラマも主人公は同名!)としては、男らしいマコちゃん最高!凛も今でいうジェンダーレスの走りじゃないかと。凛の小悪魔的なキャラが、終盤になってひっくり返るあたりも、キュンキュンきます。男性作家さんならではの、視点で描かれたキャラ、見た目も性格もイイ奴なのに、ちょっと鈍感なマコは、悩みながらも、何事も流されて受け入れていく男の弱さや暖かさを集約してる感じ。コミカルだけど、純愛ストーリーですね!他のコミックスも作者さんの作品は読んでますが、ストーリーが濃く、時には複雑な生い立ちの社会的弱者なキャラが、作品に陰影を生んでいます。そうした設定が苦手な方もおられるのでしょうが、まあフィクションですからね。そこを批判する意味はないんでは?キャラの背景への個人の好き嫌いは別じゃないかな。とにかく、他の方のレビュー同様、作者さんの独特なワールドにどっぷりハマり、ファンになりました。コマ割りが細かいので、見づらいとの意見もあるようですが、作画に手を抜いてないからですよ!昭和50年代から、細かいコマ割りの少女漫画で育ってる自分には、作者さんの気合や情熱が感じられて、嬉しいです!
なんかいいーなー。マコりんのラブストーリー。一番好きなカップルかも
一度読んでツボった人は癖になるシスコ様の作品。短編7作品が掲載されてボリューム満点です。今回は暴力的なものはなく、比較的読みやすいかも。「色は匂へど散りぬるを」が読めて良かった!「LOVE&」を先に読まれるとわかります。登場人物は、アウトローやビッチだったり、皆どこかしら欠けている。でも、それが人間臭くて良いのです。絵や文字が細かく書き込まれているので、PCで読みました。コラムやあとがきも面白かったです。
コマがガチャガチャしていて見にくいけど慣れたら読める。どの話も面白かったが下品なところもある。
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思わず泣いてしまった…。やっぱり語シスコさんすごい。1999年から2001年までに描かれた短編集ですが、ああああああ、やっぱ、この漂う切なさがたまらないと改めて思いました。色々はいってますが、表題作は、高校生×先生。攻めの高校生が格好良くて素敵だったし、幸せな気分になれました。でも胸に沁みこんできたお話は、なんといっても「色は匂へど散りぬるを」です。秀逸です。これはラブ&カタストロフィに入っていた「どこへも帰らない」の続きです。「どこへも帰らない」も本当に良い作品でしたが、もしそれを読まれているのに、こちらの作品を読んでいない方は是非読んでみてください。まだ読んでいないかたは、絶対ラブ&カタストロフィを読んでからこちらを読んだ方が、数十倍楽しめます。語さんにしては超珍しく、エロが皆無で、人間の弱さと強さ、そして優しさというものについて考えさせられるお話です。本当に秀逸。素晴らしかったです。