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レビュー一覧

SILENCE TO LIGHT

5点 5.0 3件
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  • 2016-09-28
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    とても良いです!加えてこのページ数で6チケットは大盤振る舞いですね、ありがとうございます!表紙の2人の長いお話がメインで、後はその2人ととても関係の深い人たちの短めのお話が2つで、ひとつの大きな世界を完成させています。わたしには、藤たまきさんの「プライベートジムナスティックス」や「フラッグ」のエチュードのように感じられましたし、また脈々と続くテーマをその時の産み方で世に出したようにも感じられ(古い作品のはずなんですけど、色褪せ感が一切無いのはそういう理由なんでしょうね)とにかく愛着がわいてわいて心地よい作品でした。そしてここでもまた女の子の存在のさせ方が神レベル!3つめのお話に出てくるパルマが大好きです!

  • 2019-06-21
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    好きな作家さんでほとんど読んでいますが、中でも本作は大好きなもののひとつで、何度も読んでいます。辛い生い立ちながら愛情に満ち、キラキラと輝く花のようなハルをめぐる愛と恋のお話です。ハルは拾ってくれたレオンに深い愛情を抱いていますが、彼の幼さと過酷な生い立ちのために愛と恋の境目が曖昧で、大人であるレオンは無条件にハルの愛を受け入れ抱いてやることはできないのです。そして二人の均衡を保った生活に割り入る少年カヤ。障害のないカヤの真っすぐな想いにハルは惹かれ、レオンに抱くのとは少し違う自分の気持ちに気づき、葛藤します。あ〜もう、こういうとき大人なレオンは不利で切ないですよ!カヤがレオンの本当の気持ちに気づいたとき、手放してやるなら今しかないとレオンが決心したとき……。それでも若い二人の前向きな姿とレオンの尽きない愛情に、爽やかに読み終えることができる素敵な一冊です。