レビュー一覧

ゴッコが好きです。余談ですがごめんなさいに出てくる学生は、将来ハネムーンサラダの一花の彼になってDV男になります。

二宮さんの色が出ていてとても好きですね。まぁ幅が大きな作者さんじゃないので、似た作品になるのは仕方ないですけど、好きな作風の短編がいくつも読めるのはファンとしては嬉しいです。

「ごめんなさい」を読みました。これは思い切りきまずいというか、思わずごめんなさいって言ってしまうシチュかもしれませんね。

なんか微妙な物語がいっぱい。特別起承転結があるわけでもなし、スーッと入って出ていった感じのサラっとした作品、あまり残らないというかインパクト薄。

この作家の描く作品のストーリーは恋愛ものにしてはあまりドロドロせずサッパリしたものが多いのだが、この短編集の作品の多くはスーパードライ、あまりにもサッパリしすぎて余韻がない。一話一話が短いせいもあるのかな。

短編集としては面白かったけど、話によって作風が変わる作家さんではないので、同じ様な話が続いて飽きる人もいるかも。

さまざな人、いろいろな考え方の人がでてきて、興味深い！エロさもよかったですが、作者の各個人の描写が面白いと思いました☆

そういう系統の作品だからかもしれないけど、ちょっと性に関して無頓着な子が多いんでないかなと思って途中から読むのをためらってしまいました。男にも女にも共感できずなんだかな〜という気持ちですになりました。短編で終わらせるのではなく、もう少し続いたら印象変わるのかな？今後はそういうのを見たいなという思いも込めて星２つとさせていただきました。

１話１話がかなり短めの短編集です。楽園を読んで気になる話があったので借りてみましたが、内容や主人公たちの考えについていけない話が半分くらいあり、好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思いました。