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悪くはないのですが、同じ著者の『え〜カミさんを一席』に比べると、登場人物に感情移入しづらかったです。主人公の春奈、その幼なじみの三五、三五の義姉(夫は他界、子供あり)とのちょっとした三角関係になるのですが、これが私にはいまいち。義姉が素敵な人ならまだしも、今のところただの性悪女(かつ三五にその気がない)ので、腹が立つだけです。義姉の子供は良い子なので余計にモヤモヤします。春奈が落語初心者なので、一緒に落語に詳しくなれるのは魅力です。修行は始まったばかりなので、これからに期待したいです。