レビュー一覧

作者の初期の画風の作品集です。絵柄や台詞回しが昭和を感じさせます。おもしろい、でも少しゾッとする不思議と癖になる感じです。

「パタリロ！」で有名な魔夜峰央ですが、妖怪物こそ彼の真骨頂！怖いだけではなく、オカルトに対する愛も感じられて、もっと多くの人に知って貰いたい短編集です。

魔夜先生って、ギャグとか耽美系のイメージでしたが、妖怪に詳しくてビックリしました。ホラー漫画としてもかなり面白かったです。

初期の精緻な絵柄は独特感があって、個人的には好き

魔夜先生の妖怪への造詣の深さが窺える漫画です。怖かったり切なかったり痛快だったりと、内容も面白いです。繊細でミステリアスな絵柄も漫画の雰囲気にとても合っています。「アスタロト」での西洋風の魔物も、こちらの和風の魔物も、魔夜先生の描く魔性の物は美しくて不気味で艶っぽく蠱惑的です。

昔読んで何とも不気味だった記憶。そこを確認したくて購入。一巻は和風、二巻は洋風と言った分け方でしょうか。一話完結で作者様お得意のギャグもあり、飽きませんでした。

「パタリロ」で有名な作者の初期のホラー短編集という事で手に取って見ましたが怖かったりギャグもあったり様々な作風で描かれていてどれも面白くて読み応えがありました。

『パタリロ』という漫画は有名だけど読んだことがない。この漫画のような雰囲気なのでしょうか？話自体、素材は面白いのに、落ち着きのない画風と語りで台無し。ギャク漫画をそのまま妖怪ものに持ってきてもなあという感じ。素材の良さで星一つおまけ