レビュー一覧

占い師の蛹兼バーテンダー×小学校の先生①、バイのバツ1俳優×ネイリスト、バイの中堅オヤジ漫画家×新人イケメン漫画家、占い師の蛹兼バーテンダー×小学校の先生②、ゲイバーのオーナー×酒乱で長身の台湾人バーテンダー①＆②の計6話＋おまけマンガ、4カップル分が収録されてます。エッチ描写はほぼないのでその辺期待してる方は購入に注意が必要です。登場キャラに萌えたとか絵がメチャクチャ上手いとかストーリーにキュンキュンしたとかは一切なく特筆すべき事は残念ながらない作品でした。サンプルを読んで続きが読みたかったので購入してみたのですが、この作品を他人にオススメ出来るかと聞かれたら正直微妙といった感じです。でも1話1話はとてもよくまとまってるし、ストーリーも安定してるし、ページ数も多いので読み応えは十分にありましたので★3つ（正確には★3.5くらい。絵柄がもっと好みだったら★4付けてたと思う）です。

ページ数以上に楽しめました。うーん、わりと評価低いんですね。若い方にはわからないかも？キャラに感情移入して擬似恋愛を楽しむというより、他人の恋愛模様を覗き見して楽しむ的な良さなんですがね。ごちそうさま、て感じで。キャラもありきたりでなく個性あって。うん、堪能しました。

レビュー評価が３ばかりだったのですが、サンプル見た時点では自分なら４つけるんじゃないかな？と思って読んでみました。でもやっぱり３でした。なんだろう、すごく悪いところがあるとか、そういうのではないですが、各カップルの描かれ方がちょっと浅いと言わざるを得ないのかなあ…。実はゲイだと気がついた小学校の先生だったり、台湾から来たバーテンダーだったり、設定としては好きなだけに、もっと切なくなったり、キュンキュンしたかったので残念です。銀座のバーに集う人という設定にしては、ストーリー展開が軽すぎたんだと思います。

お店に関係する人間の恋模様がテンポよく描かれています。なかなか面白いのですが、うーん、なにかもの足りない。もう少しカップルをしぼって描かれた方が、話のボリュームが増して面白かったかなーと思います。正直、6チケはもったいなかった。エロはほぼなく、それでも別に良いとは思えたので、ちょっと残念でした。

占いをするバーテンと小学校教師の話がダメでした。占いであの人と相性いいみたい…！とか彼のピンチを予知して救出！とか、女子高生の考えた話かと。何でも都合良くあたるし、いい大人が揃って真剣に聞いてる様は現代の東京って設定では異様だと思います。「銀座の恋の物語」って大人の恋愛を期待するタイトルなのに、こんなに胡散臭いスピリチュアルな影響を受けた作品で残念でした。その辺意外は結構好きなんで残念です。

2012年「成層圏の灯」をリアルタイムで読んでました。紙版もいまだに所有していて、久々に作者様の作品を読みたいとポチリました。当時の絵面とは変わっていて今風になってたけど、やっぱりこの方の空気感好きです。より洗練された大人の話でした。ほかのレビューでエッチが少ないと嘆いている方もいるようですが、直截的な表現よりもかなり猥褻で色気があります。そう色気。エッチではなく、大人の色気。アンソニーの舌ペロがそれを物語っています。言い方悪いが過激なセックスシーンだけで満足する精神的お子ちゃまには理解出来んだろうな。

うーん、旧作の方が空気が良かった。普通の作家さんになってしまった。

短編集でありシリーズもの。って感じですかね。様々なCPが、ひとつの居場所(バー)で繋がっている感じがお洒落です。私はどの話も良かった～！ひとつの世界観で、色々楽しめて満足です。

銀座のゲイバーを舞台にしたオムニバス。物語は短編なのでどれもそう盛り上がる訳ではないけど、全体に漂う雰囲気が好き。絵もキレイで好みです。

どのストーリーも内容がしっかりしていて良かった。購入時にはわからなかったことも時を経て理解出来たことも発見があって嬉しかった。