レビュー一覧

初見の作家さんでしたが、メガネ攻めが好きなのでレンタル。最初は展開が早く微妙かな…と思っていたんですが、キャラがそれぞれ人間臭くて時折本音も混じり混じり、同性愛に対してノンケが抵抗を見せる所も現実味があってよかったです。受けも何十年越しの初恋にときめく純情かと思いきや見た目に反してそこは相応に大人だったり意地を張ってみたり、何だか憎めないキャラでした。そしてやたらとモテる。序盤が少し展開早めなのでもしかしたらあれ？と思うかもしれませんが、読んでいくうちに段々とキャラにもストーリーにも愛着の湧いてくる作品だと思います。

評価を下げてしまい申し訳ないのですが、書かずにいられん！という感じで書かせて頂きます。ネタバレ少しありです。まず内容が残念でした。受・攻ともに煮え切らないもやもやした態度にイライラ、ときおり出てくるおまじないだか風水だかで、身代わりになって水晶のブレスレッドがはじけるとか、そういうエピソードがあってもいいんですが、それが本筋に何か関係ある！？そういう話？かと思いきやオバカな女子が出てきたり、受の子が違う人とのセックスの方が良かったとか文句言ってたり。。。最後も中途半端な終わり方でブツ切れな印象しかありません。いや、でもこういうお話が好きな方もいるのかもしれませんね。すいません。ただ個人的には読まなきゃよかったなー。読後が感じ悪いなーという感想です。

鳥人さん、大好きだったけど、色気無くなったね。ちょーつまらん。借りて損した。金返せ。絵も雑だし、落書きかよ？って感じ。画面真っ白だし。昔の人間臭い作品を望むのはもう無理なのか？残念で最悪な出来でした。

ストーリーは嫌いではないのですが、宝石店関係者がスピリチュアルな話ばかりしていて気持ち悪かったです。私は宝石好きですが、作者さんの宝石に対する考えが偏りすぎていて受け付けませんでした。スピリチュアルな面ばかりで、BLとしての内容は残りません。

「銀座の恋の物語」のスピンオフ作品です。宝石店が舞台で、幼馴染はじまりのお話でした。宝石店も幼馴染も私の萌え要素なので迷わず購入しましたが、大当たり。お話もしっかりしていてセリフも面白く、登場人物も男前＆美人。鳥人先生の絵って色気を感じるんですよ。なおかつ宝石に関わるキラキラな知識もちりばめられており、知識欲まで満足。鳴海サンの処世術は見習いたいと思わされました。読後、なんだか上等な人間になれそうな気にさせてくれます。ぜひ、「銀座ーー」と合わせて読んで欲しい。

久しぶりに読み返したら内容を忘れていて楽しめたけど、一度読めばしばらくはいいかな。。。

絵も綺麗だし内容の感じに惹かれたけど、読み進めると受けにイラッとしてしまう。理屈っぽくてハッキリしないのが読んでて嫌でした。話聞かない人ばっかりなイメージです。

「銀座の恋〜」からのスピンオフで鳴海のお話です。個人的には「銀座」の方がしっくり来たな、という感じです。ま、主人公の職業柄スピリチュアル的要素も入ってますが、そこは別に問題ではないと思っています。作者様は今でも男同志であっても永遠は不可能ではないと思わせてくれるロマンチストな作家さんだな、と再確認しました。一生の相手って初めから完璧じゃない（体の相性とかね）と解釈できるシーンもあり、逆に作者はリアリストかも？先代カップルの話は、なんか「成層圏〜」の徹と英を彷彿とさせました。奴らも一生を添い遂げたのかな？としんみりしました。

宝石商のパワーストーンのご加護とか、ちょっと厄介な元カノや不倫相手やらドタバタありますがおおむね面白かったです。

なんだかこう光源氏を思い起こしました。石のパワーの話とか為になったし、たっぷり１冊楽しめました！先代CPの話は素敵だったなぁ♪