レビュー一覧

表題作と短編が２つなのですが、２つの内の１つは、表題作と繋がっています。お話としては、わりとありがちな設定。最初はタイプじゃなかったのに、口説かれてるうちに好きになって～ってな感じ。決して悪くはないんです！でも何か惜しいなぁ…。また読み返したくなるようなインパクトはないです。この作家さんの「舞台そでの王子様」が良かったので、期待しすぎたのかも。よく見れば、この作品の方が古いんですね。絵もキレイですが、舞台そでに比べると、少し荒いかなぁ？でもお話としてはよくまとまってるし、エロも結構あったので、★は４つで！個人的には、舞台そでの王子様をオススメします。

ほぼほぼ、表題作のカポーのお話です。タチだけどネコになっちゃう真くんの顔がスンゲー好みなのねー。好きだわーこういう顔の受け。まぁお話はよくある感じだし、絵柄も固い。関節が固そうな絵なのです。でも、好きと素直に言えない、好きと感じることにも不器用な真が、好きと素直に言えるまでの過程を三話くらいにかけて描いてあるのですが、その心の動きを見てるのは楽しかったです。これで48時間3チケなら、完璧でしたなぁ。

出版社シリーズで好きになった作家。タチだった男の子が年上タチに迫られて・・・「お前、気付いてないのか」のセリフの通り、真性タチの柳瀬と並ぶと確かに真君はネコだわーw　Go-Go柳瀬！と楽しませてもらいました。

作者買いです。昔の作品も読んでみたかったのでwまぁ48Hでイイかな～

絵がかわいいので好きなんですが、エロも少ないしあまりエロくない……ストーリーもなんかあっさりし過ぎかなぁ……。

3カップルの話が入っています。表題作と、その真君の元カレの話と、同級生のリーマンの話です。表題作は、元々タチで何事にも冷めてた真君が、タイプではないけど面倒見が良い大人な柳瀬さんに惹かれ、可愛らしいツンデレ受けになっていく経過が気持ちも含めて丁寧に描かれていて良かったです。真君はやっぱネコが合ってました。でも柳瀬さんを好きになってからの今度は自分が抱くと言って迫る真君もとても可愛かったです。真君の元カレの話は、はじめ桜の下での描写が綺麗で穏やかで優しい話かと思いきや、話が急展開して突然の青姦？…。この展開にはさすがに引きましたが、書き下ろしで、偶然に再会し、お互いに気持ちを伝え合うシーンがすごく良かったです。元同級生のリーマンの話は宮部の何気に執着してるところが良かったです。中学の頃は小久保を傷つけて拒絶してしまった宮部も留学して色んな経験を経て気持ちを伝えることの大切さが分かった今だからこそ、素直になれたんですね。3カップルとも末長く幸せになってほしいです。

趣味とは違うがこんなに猛烈アタックされたら流されてしまえ！

作者さん買いで、久し振りに読みましたが、やっぱりいいですね！「うちの王子様」のスピンオフです。少し前の作品集ですが、とっても良かったです。

先に王子様の方を読んでました。受けがタチからネコへ変わっていくのが、攻めが大人なうえにいろいろ上手いせいか、あまりにもスムーズで、元タチだったことをスッカリ忘れてました。ゆづくん、清楚なイメージだったけど、こちらではちょっとわがまま系？ですね。ふたりをくっ付けるための演技だったんでしょう。グッジョブです。リョーコ先生は、息子さん達の嫁ぎ先をちゃんと用意さしてくださるので嬉しいです。

作者さん買いです。10年くらい前の作品ですからやはり少し物足りなさはあります。それでもお話はいいので当時は十分楽しめたのではないでしょうか。