レビュー一覧

作家買いです。実はこのK先生～シリーズの第1話目は同作家の犬恋シリーズ第5弾の「犬も秘密の恋をする」に収録されています。収録作品名は『K編集者の素敵なお仕事』です。つまり、犬恋シリーズのスピンオフは、"恋猫シリーズ"とこのK先生～シリーズと2つあるんです。この作品の主人公CP攻めの鍛冶先生は、売れっ子イケメン官能小説家だけど何人ものセフレ（女）と同時に関係を持っちゃうくらいの遊び人。受けの担当編集者でもある小早川さんは何故か知らないけどK先生（←鍛冶先生・攻め）のお気に入り。ということで、エッチな事をどんどんされちゃいます。因みに小早川さん（受け）は犬恋シリーズの攻めキャラであるSM官能小説家である今井の担当編集者でもあります。多分、犬恋シリーズ読んでないとこの説明もちんぷんかんぷんとは思いますが、このK先生～シリーズ単品だけで十分楽しめる作品になっていますので、犬恋シリーズ未読者さんはそこら辺は安心してください。もうね、K先生の鬼畜Sキャラっぷりが最高にうひょーーーーーーーーーーっとなります！まだ、付き合ってもいない、挿入もしてない小早川（受け）さん相手に真顔で「おい、小早川」「しゃぶれよ」と要求したり・・・。公衆の門前（公道）なのに思いっきりエロいキスしたりとやりたい放題です！！！強引なSキャラ攻め好きには堪りませんな～、うへへへへ（ヨダレ）。まあ、夏水さんは全身の身体の描き方のパースの取り方がイマイチなコマがちょいちょいありますが、それでも絵に華があるので読んでても私はあまり気になりません。ストーリーもキャラ達も王道直球ど真ん中ですが、それでも十分夏水さんの絵柄を堪能出来る作品ですので王道好きにはオススメです。あと、エロ描写は挿入がなく未遂の回でも色気があってエロいのでそれで結構満足出来ます。山田くんと課長シリーズは4P、お菓子擬人化シリーズはジャイコーン×ひよこ豆の続き（犬も秘密の恋をするのあとがきの続き）です。ストーリー重視の方は多少物足りないかもしれませんが、私は夏水さんの恋猫シリーズとK先生シリーズは攻めキャラがとっても大好きなので★5つって事で！

犬恋シリーズのスピンオフで、売れっ子作家で外見もとびっきりというＫ先生の超俺様攻めです。Ｋ先生は犬恋の今井と同じく作家で、今井の担当編集者だった小早川がこの本では主役になってます。犬恋シリーズでは珍しく、一冊ほぼ丸ごとこの二人のカップルのお話になっていて、最後にあいかわらず数ページだけ、いつもの小さい田中課長のお話が載っています。私は犬恋シリーズから全部読んでいるので田中課長のお話はかなり好きで、今回も相当な可愛さでしたが、この作品だけ読んだら田中課長のお話は何が何だか…ってかんじだと思います。この作品はこれで完結していて続きものではないのですが、実はＫ先生は現在進行形で雑誌にその後の二人が連載されています。今まさに雑誌で二人は愛と信頼を深めあっている最中ですが（笑）、この作品だけでは二人の間の心の交流が少し物足りないので☆４にしました。

なんだかよくわからないまま終わりました。きっかけは？受けのどこに惹かれたの？？受けの心境変化も今ひとつ。これは「好き」という事で良いの？それとも前から好きだったの？ノンケなのに男×男の壁は無いのね？？おまけに攻めの感情がわかりにくくて、胸キュンが無いままでした。ずっっっとオレ様なんだもの。あと１話、少し甘めのお話が最後にあったなら満足度も違っていたと思います。3チケくらいだったならこんなに評価も下げませんが．．．．。

スピンオフで本編読んでいないのですが、タイトルに興味を惹かれて購入。いやー、美形の俺様は迫力が凄い！　「早く好きって告白しろ！」と押し倒してくるK先生と担当編集小早川君の（貞操）攻防が面白かったです！　恋愛に対してきちんとしたプロセスやマナーを大事にするタイプの小早川君はK先生に告白されたわけでもないので毎度抵抗しますが、なにせ先生は体格も手際もよろしく…翻弄されてしまうわけです。　でもK先生の噂とは違う一面や、拒否る小早川に最後の一線は越えずにいてくれたり、色々あって大事にされてるのかなぁ～とほだされていく感じ。Ｋ先生の恋愛観がこじれてそうなのと、小早川君の頑なさでまだ波乱がありそうな感じなんで続きが読めるといいなーと思いました。　本編も読むべきか…ｗ　

この方の作品の中では一番好き☆攻のマッチョ体型も新鮮ですし、ほんまものの肉食系！逃げても追っ掛けてきて捕まえちゃうし、強引なんだけど、不思議と相手のことをきっちり理解しているという…。ただ、なんでそこまで受のことを好きになったのか、ということがスコーンと抜けているのが残念。シリーズならば、このあと描かれていくのでしょうか？何はともあれ、楽しく読ませて頂いたので、☆５つです！

展開、台詞回し、設定、何から何までありきたり。多く読んできたBLを掻き集めたような印象。何故攻めがそこまで受けに惚れてるのか、最初から疑問でしたが疑問のまま終わりました。印象に残らない、光る物のない作品です。丁寧な王道作品だとは思いますが、私には一つも楽しめる要素がありませんでした。上級者にはおすすめできません。

「犬も歩けば～」シリーズのスピンオフ。イケメン官能小説家と担当編集者 (犬恋シリーズにも出てくる彼）のお話です。犬恋もそうなのですが、設定はおもしろいし絵も綺麗でHもたっぷり濃厚そうで毎回期待するのですがいざ読むとそれほどでもなくてあれっ？となるのです...。悪くはないんです。でもするすると障害なく簡単に身体をつなげすぎだし、もっと萌えたりすれ違ったり切ないポイントが欲しいです...。濡れ場もなんだか出来過ぎというか綺麗すぎというか、ぐっとこなくて淡々と読めてしまい気持ち良くなれません。ビジュアル的には美しいのでなんだかもったいないなぁと思いますが、自分は最初は片思いから入りやきもきしながら経過を楽しみたい派なので、きっと好みの問題なのでしょう。

イケメンでお金持ちで成功者というスーパー攻。評価が良かったのでかりてみました。攻が受をすごく好きで、強引なわりには大事にしている感がキュンでした。そりゃ、あんな攻に好かれたら、ノンケの受も絆されて落ちちゃうという、ＢＬの常識・・。受の気持ちは丁寧に書かれてますが、攻めの気持ちがまっっったく書かれていない（しかも無口だし）ので、なんでこんなに好きなのかが分からないまま終わりました。なんだか不完全燃焼。まだ後２冊続きがででるので、続きに期待します・・。キスも含め、色っぽい場面がたくさんで、そこは良かったです。おまけの「ゆず」や「醤油」の話が面白かったです。

犬、猫シリーズより、断然こっちが好き！もうきゅんきゅんです。強引王様超イケメン小説家攻め×ヘタレ生真面目編集者受け　です。何がいいのか、とよく考えてみましたが、受けがもじょもじょ悩んでいるところに超感情移入しちゃうから＆ときどきトンデモナクくるセリフがあるから＆随所で大爆笑するからですかね。１、２巻は先生ぶっ飛んでますが、３巻になると、先生、超可愛くなってます。こうご期待！（待てずに紙媒体買ってしまった私）

オラオラ系の攻めは好きなはずなんですが、イマイチ萌えませんでした。ちょっとでいいので受けにデレるとか、気持ちを描いてほしかったです。受けがメス過ぎるのも、マイナスポイントです。えちは多いけど、これも、個人的にはエロく感じませんでした。クロネコ彼氏が大好きなので、絵もストーリーも、それくらいのレベルを求めてしまいました。評価下げて、ごめんなさい！汗