レビュー一覧

千葉さんの著書はほぼ読んでますが、申し訳ないけど1番面白くなかった…2010年出版とちょっと古いようなので、仕方ないかもしれません。いくらファンタジーとは言えご都合主義過ぎたり矛盾だらけだったり、絵も影が薄いと言うか、イラストの連続のようにしか見られませんでした。もしかしたら、花音コミック1冊目ともあったので、まだうまく編集側とはまってなかったのかも？以上は素直な感想ではありますが、最近の著書は面白いから、これだけで千葉さんを評価されたらちょっと嫌だなと思います。

表題作の攻めが健気でいい。高校生らしいというか年下らしいというか、いじらしさを感じました。田舎の高校生とリーマンのCPでは、ビッチな高校生にうろたえるリーマンがリアルでした。誰彼構わずやってたけど、好きになってからは一途なのもよかったです。

1話、2話のストリーが淫乱だけどかわいい誘い受け君で、最後のストリーはあほで子供っぽい攻め君で面白かったです。

千葉さんのお話はつまんないのか面白いのかに激しく別れる両極端なやつので、借りるときに注意が必要ですが、、、これはつまらない方よりの話しだった。48時間でいいレベル。

他の方も書いてらっしゃるように、お話自体はさらっとしています。でも、逆に考えれば、短いページ数で破たんもなく、読者に違和感なくお話を終わりまで持っていける作家さんの力だと思います。古参の方を除けば読者は、新作の方からファンになっていくと思いますが、この作品は2010年の作品です。そのころからちゃんとした作品を描けていたと考えれば、十分面白いと思います。

『続きはまた夜に』が良かったのでこちらもレンタルしました。高校生X綺麗な大学生、サラリーマンX田舎の高校生、幼馴染の同級生の３カプストーリー入っていて、どれも楽しく読めました。エロシーンがたくさんありますが、どぎつくないので安心して読めます。それぞれのお話が1冊分くらいあればもっと深く掘り下げられたのかな。仕方ないですが物足りないのは短編だからでしょうか。

男のだもん。この年頃にこのお兄さんはやばいです。

作者さん買いで、久し振りに読みましたが、やっぱりいいですね！少し昔の作品集ですが、千葉リョーコさんらしくてとっても良かったです。

リョウコ先生の随分前の作品なので、現在のようなドキドキストーリーを期待すると、ガッカリするかも。よくあるストーリーで、それほど展開はないかな。

この作者さん好きでよく読んでいます。絵が綺麗で好きです。短編作品がいくつかありましたが、個人的に最後の空と貴史カップルのお話が好きでした。