教師 x 男子高校生の組み合わせで、どちらもピュアでかわいらしいです。1冊全部このふたりの話なので満足感はあります。この作家さんの以前の作品に比べると、絵柄がだいぶすっきりして読みやすくなっています。ゲイである自分の高校生時代を教え子に重ね合わせて、悲しい体験や可哀想な思いをさせたくないと空まわる先生が素敵です。ライバル役の男の子もいいキャラで楽しく読めました。欲をいえば先生の過去のトラウマエピソードを詳しく知りたかったし、もう少し焦らされたり切なさも欲しいような気もしましたが、全体的にはやっぱり高校生ものはいいなぁとほのぼのするのでまぁ良し。ところどころ方言がまじるセリフも良い味出してます。みなさん書かれていますが、その後のふたりも読んでみたいですね。
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作者買いしました。生徒の恋を見守っていたはずなのに、いつの間にか恋する瞳でこっちに向かってこられちゃった、素敵な先生のお話です。「最初は優しい男のほうが」、とか「幸せになるためのステップになってあげよう」とか思ってた先生が、子供につられてパニクったり、ダメな大人になっちゃったり、妬きもちやいてモヤモヤしたり、成長の早さに焦ったりして、どんどん恋の深みに嵌まっていくところが何とも言えず可愛くて素敵でした! ありがとうございました♪