レンタル51万冊以上、購入133万冊以上配信中!

年齢確認

18歳未満の方はご利用いただけません。あなたは18歳以上ですか?
はい
いいえ

レビュー一覧

3月のライオン

5点 4.7 792件
  • 4点 5
    379
  • 4点 4
    68
  • 4点 3
    19
  • 4点 2
    4
  • 4点 1
    4
  • 未購入レビューは星の評価(★)の対象外となります。
  • 2014-01-04
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    先崎八段が監修やコラムを担当していたり、作者さんが将棋会館等に足しげく取材に通っているなど、将棋ファンも納得の品質管理が行われている作品です。プロ棋士の方の中にも読んでいる人がけっこういるそうですね。そしてそうしたコアな内容を含んでいるにも関わらず、将棋ファン以外の人にも好まれるバランスになっているところが素晴らしいところです。主人公は中学生でプロ棋士になった、羽生さんや渡辺明さん(は1ヶ月違いで高校入学後のプロ入りでしたっけ)のようなエリートへの道を進むことが期待されている高校生の男の子ですが、複雑な家庭環境や大人の勝負の世界で生きることに様々な葛藤を抱いています。今後、彼がどういった成長をしていくのか不安でもあり楽しみでもあります。大崎善生さんの聖の青春を読んだことがある人は、主人公以上に二海堂くんがどうなっていくのか、心配でならないのではないでしょうか。

  • 2017-01-23
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    素晴らしいの一言。心の機微が詳細に描かれていて、深くて、壮大な小説を読んでるようだ。登場人物のそれぞれの立場と背景が丁寧に拾われていて、ストーリーに重厚性が加わりより面白いものとなっている。電子本で全巻買ったけど、紙の本でも全巻揃えたいと思う。

  • 2014-01-04
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    羽海野作品で評判が高いことも知っていましたが、なんとなく購入をためらっていた作品。前の方のレビューを読んで購入した結果、間違いありませんでした。良かったです。主人公がバッタバッタとライバルを倒していくスポ根物(将棋で使っていいのかわかりませんが)というよりも、棋界・棋士の悲哀、その周囲の人々を描いた作品といった方がいいと思います。「満21歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日を迎える三段リーグ終了までに四段に昇段できなかった者は退会する」その厳しい条件を勝ち抜いても、そこで安堵は出来ない。毎年順位戦を戦って、タイトル戦を戦って、順位付けされて…。降格と昇格と、やめていく仲間と…。史上5人目の中学生プロ棋士と華やかな経歴を持つ主人公ですが、時折他の登場人物に食われている感あり(笑)。将棋を少し調べてみるとさらにおもしろいかもしれません。モデルと思われる棋士の方もキャラ立ち過ぎですから。故・米長会長、羽生善治三冠(現在)、故・村山聖棋士などは漫画のモデルになっているんじゃないかな。

  • 2018-12-21
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    ネタ切れか知らないが、自身の前の漫画のキャラクターをだしてほしくなかった。世界観が壊れてしまった。将棋界は群雄割拠、すごい時代に入ったのに、作者は過去の栄光しかみえないのか。別作品は別作品にしてくれ。本当に作品ファンに失礼だ。

  • 2014-05-03
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    最初は将棋の話しで難しいのかなって思ったけど、ほっこり心温まるストーリー最高です!!何度も泣きました。疲れたなって時に読んで欲しいです。明日も頑張ろうって元気もらえます。

  • 2015-06-01
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    初めてレビューを書きます。大好きな作品、作家さんです。ほわんとした絵の、そして中身の濃い本です!登場人物たちが個性的で、かつ人生あるあるのようなものを感じることができました。口から胃が出そうなほど気を揉んだり、ほろりとしちゃうほどあったかくなりました。作者さんのミニ漫画や、話の間にある将棋のお話も面白いです。おすすめです。

  • 2021-01-13
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    好きな作家、好きな作品ですが、テンポ遅すぎ。作者も思い入れが強いのか遅筆なのもあるでしょうけれど、素晴らしい漫画があふれている昨今、この作品だけをいつまでも読者が待っていないということを知るべきです。内容もサイドストーリーや他の登場人物のアレコレを膨らませ過ぎて主人公の存在意義が希薄になっている。そろそろ完結してほしい。

  • 2021-09-27
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    この漫画が始まったのは2007年ですよね。棋士の苦悩や矜持、それぞれ描きつつも可愛らしい絵柄で取っつきやすく、間口を広めた作品だと思います。でもまさかその後に本当に5人目の天才中学生棋士が出てくるとはねえ… フィクションはやるせないですよ現実がすごすぎて。 それぞれこの棋士の先生をモデルにしているのかなあと思われる方々が出てきて楽しいです。いまAIの研究なども大分進んでこの頃とはまた違った苦悩も出てきているのでしょうね。エンターテイメントをうりにしているフィクションなのに、フィクションを越えるリアルであんな現実離れしたことされたら立つ瀬がないっていうか、商売あがったりみたいな気分にはなりますね。でも時代最強と思われても将棋界には鬼の棋士が現れ、また鬼殺しも現れる。そうやって歴史は作られてゆくのですね。

  • 2018-12-29
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    巻数を重ねるごとに大味になってきてるような気がします。香子も激しさや悲しさ零への微妙な感情もろもろあったはずなのに唐突に自分の非を認めて反省したのには驚きました。川本家の三姉妹も好きでしたが健気ないい子ちゃん描写に鼻がつくようになりました。川本家に溶け込んでる零もぬるくて魅力を感じません。家庭料理や屋台の話も退屈…。最初の方の繊細でかつ重厚な雰囲気が好きだったので残念です。

  • 2017-11-16
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    最初の方はすごく面白いんですが、途中からハチクロと同じで全員いい人状態に……お姉さんとの緊張関係が気になったのに、お姉さんは不倫もしておらず可愛げも出て来て、相手の人もなぜかいい人になってました。