レビュー一覧

最初からお互いを強く意識しあう二人ですが、がんばりやさんで真面目なヒロインは尊大で自身たっぷりのヒーローをはじめは受け入れません。ヒーローがあれこれ画策していくうちに結局は拒みきれなくなるのですが、その後の二人の関係がどうなっていくのか？という絶妙なタイミングで美人秘書の横やり。という飽きさせないストーリー、さらに雪景色からクルージングへと場面展開もあって、テンポ良く楽しめる作品でした。

4姉妹のお話の中でこれが1番好きです。お互いを大事にしあって、ヒーローがヒロインを引き止める所は最高にホロっとしました。

良かったー二度読みしちゃった。ロシア人はクールでカッコいい！表面はクールだけど、中身は熱い。エピソードも良かったし。最高の一冊です

昔のインタビュー記事によると原作者の一番お気に入りのヒーローとヒロインがこの本だそうです。美人4姉妹の長女35才とロシアの石油王30才のお話。5才差を全然気にしないヒーローが良かった。やたらすぐ怒るしホットな関係になるのをヒロインの気持ちに委ねるのが好みではないけど。ここはヒーローが熱烈に求めて欲しいな。初めての女性が自ら男性の部屋にいくって勇気いると思うのですよね。ヒロイン、行っちゃったけど。最後のエピローグが一番好きです。出産したとき、双子はほとんどそっちのけで真っ先にヒロインを腕に抱き「無事でよかった」と声を震わせてささやく。ヒロインにらぶらぶヒーローです。あまりドキドキ感はないけど楽しく読めました。妹のお話は「熱砂にさらわれて（双子の姉サファイアとシークのザヒール）」「恋人を演じる一夜（2番目双子の妹エミーと社長のバスティアン）」「億万長者の大誤算（末っ子トプシーと銀行頭取のダンテ）で読めます。

一気に、読みたくなり、止まらなくなる文章力です。エピローグは、幸せ気分で、安心して読めました。