レビュー一覧

　話の内容がどうのこうの以前に見ているだけで背筋が寒くなる不愉快な絵です。分かっているのに見てしまう…。お化けがどうのこうのよりも生理的にゾクゾクしたい人にオススメです。嫌いな人はきっと大嫌いなはず。お試しで絵を確認してから購入は決めましょう。

三条友美といえば、一昔前のエロ漫画界の巨匠で、全身入れ墨や蟲、排泄関係など、正直見るに堪えない描写で有名でした。何故私が知っているかというと、私の学生時代にいた変わった趣味の友人がこの漫画のファンだったので、クラスで回し読みをして知ることができたのです。１０代の自分でも、その画力のえげつなさから来る不快感が凄く、なんで女をここまで気味悪くそして可哀想に描けるのか、なんと恐ろしい漫画家だと感じた事を今でも覚えています。しかし、それもエロの区域だからであり、ホラーになると、なんだか画力が真剣なわりにはストーリーが細く、絵で気持ち悪がらせよういう昔ならではの魂胆から、ばかばかしさがこみあげてくるもので、独特な女性の表情描写からある種のエロチズム的な恐怖は感じますが、恐怖・ホラーものを見て感じる真の恐怖とはまた違ったものであります。きりきりぎったんの文字だけをみると、何かおどろおどろしいものを感じますが、中身はさほどではありません。

表題作の「きりきりぎったん」を含む短編集の詰め合わせでした。ホラーよりエログロな話が多かったです。話の発想は面白いのですが、【何故そうなったのか？】という前後が描かれていないストーリーが多く、もやもやするというか消化不良な気分になりました。

内容的には、ホラーとして面白いとは思ったが、1話が短すぎると感じた。

安心して気持ち悪い作品を楽しめました。私は勝手に昔から、このひとはおっさんなのだと思っているんですが、あとがきを読んでもしかして女性なのではと不安になってきました。

うすら寒い内容で、グロテスクなので賛否両論あるかと思いますが、48時間で満足な内容でした。女の子がやたら顔を赤らめている漫画で、ホラー漫画を期待しているとうーん…？ってなります。個人的意見ですが…。怖い！！となるまではいかないかな……

独特の絵が癖になる世界観を作り上げています。昔、友達と呼んでいたマンガ雑誌に描かれていて、最近また気になり出し読みました。短編集で読みやすく、あり得ない世界を体験出来ます。絵や表現は人を選ぶと思うので、試し読みしてからの購入が良いかも知れません。私はこの、気持ち悪いような、エロスのような、何とも言い表せない気持ちを感じることが癖になりそうです。

人間の醜さと切なさの話しかと思いきやオカルトは確かに存在する。絵柄と口調が好みでした。

ちょっと期待しましたが中身が無く、流れも想像どおりで私はイマイチでした。グロいのだけが好きな人はいいかも。グロい中に中身も欲しかったです

思ったよりグロかったので苦手な人は辛いかも