レビュー一覧

私は古くからの読者ではなく、初めて読んだ諸星作品こちらでした。諸星大二郎という名前だけは、歴々の漫画家が「影響を受けた漫画家」「尊敬する漫画家」として挙げているのをちらほら見た記憶があり、おそらく何十年も前に活動されていた方なのだろうと勝手に思っていたのですが。バリバリ現役の方だったのですね。期待せずに気軽に読み始めたものの、あっという間に諸星大二郎ファンになってしまいました。（その後色々な諸星作品を読んでみましたが、とりあえず思ったのは「これは確かに尊敬せざる得ない」ということです。）★表紙はおどろおどろしいですが、中身はもっとコミカルです。生首事件の後半でネコのボリスやクトルーちゃんが出てきたあたりで話の雰囲気が変わり、ご近所の面白キャラが徐々に増えてきます。それでも時々、人間の内面の闇を覗くような話も出てきます。ご自身の他作品のネタもちらっと出てきたりして、力を抜いた、しかし隠しようのない才能でもって、不思議ワールドを作り上げています。★紙の単行本はこの内容に後日談をちょっと付けたものが新装版で出ているようです。（6巻まで読んだ感想です）

昔、学生時代に読んでとても心に残った話しがありました。題名を忘れていたのですがようやく再開？再読出来ました。ゼノ奥さんのお茶。何かが街にやって来るに収録されています。なんだか悲しいような切ないような気分になる不思議な話です。

諸星大二郎先生の作品をはじめて読みました。独特の世界観がとっても素敵！すっかりファンになってしまいました。

シュールなホラー漫画でどこか惚けた雰囲気の中で、起こる不思議な出来事や独創的なキャラクター達が、面白くて楽しめました。

女子2人が主人公なためか、妖怪ハンターをポップでライトにしたようなお話。内容はけっこうおどろおどろしいが楽しく読めて笑えるオチも多い。諸星先生のファンなので作者買いしたが当たりだった。

第1話から主人公の女子高生が生首を拾う話でショッキングなのですが猟奇的ではなく何処かとぼけていてシュールな感じが独創的で大変面白かったです。奇妙で不可解な街で女子高生達が生活しているのが毎日がハロウィン状態で不思議な感じがクセになって良いです。

ホラーのどぎつさを突き詰めたら、シュールな笑いになるという典型のような作品です。

ホラーというか、独創的でシュールです。1巻を読んだらはまってしまいました。この二人のコンビ好きです。

癖になる。全巻一気読みしてしまった。ムルムルとクダキツネかわいい。

私は好きな世界観でした〜！！栞と紙魚子シリーズ大好きです。