レビュー一覧

この作者の書く空想の入った未来の話がとても好きです。ファンタジーとも少し違う、少し現実味があって、環境破壊への警告のようなメッセージがこめられてます。中国の知り合いからもらった、美味しい烏龍茶を思い出しながら、ずっと読んでました。日本の渋くて苦味のある烏龍茶、中国の苦味がなく花の香りのする烏龍茶、なんでこんなに違うのか分かりました。今、中国産ていうとマイナスイメージですが、私たちが安い賃金というだけで、中国を世界の工場にしたてあげ、環境汚染がどうの、PM2.5がどうの、黄砂がどうの、どの口で言ってるんだ！と反省しました。いつか逆転もありうるかもしれませんね。

お茶が好きなので購入しました独特の世界観が良いですね!絵柄も綺麗で物語に引き込まれます久しぶりにお茶を飲みたくなりました

世界観、面白かったです。最初から違和感なく入り込めました。独自のファンタジーかと思いきや、京都議定書lllというキーワードがでてきたりして少し現実と混ぜているのもおもしろかったです。お茶は好きですが、つい日本茶のイメージで読んじゃいました。ちょっと古い感じもしましたが、2000年代の作品と聞いて納得しました。キーパーソンの空也が魅力的です。

なかなか興味深いお話でした。他の方も書かれてますが、ふりがなが小さく読みづらいのが残念です。

絵は綺麗ですが独特の癖が有る作品で私は余り好みでは有りません。ストーリーは良く練られていて凝った感じの作風でした。何故か貫禄がある気がして少し難しさを感じてしまいましたがそれでも面白かったです。

独創的で、きれいな絵、そして1チケットでこのページ数。大変お得だと思います。ただ一つ、お茶の読みカナが読みにくく、読み取れないものがあったのが残念でした。空飛ぶ人、しかも見た感じはとてもアナログな感じで、最初は昔話のファンタジーなのかと思いましたが、真逆で未来のファンタジーでした。世界のパワーバランスの話が軸にもなっていて、面白いです。十分読み応えがありましたが、欲を言うと、人質たちのその後ももっと見たかったかな、といった感じです。

かまた先生の作品は毎回読ませていただいています。この作品を読んでからは中国茶飲む時、お話の世界に浸りながら飲めます。素敵な作品です。