レビュー一覧

茅島氏の健気さと大胆さに翻弄され、その魅力に、庭師の彼が落ちてゆくのはあっという間で。もちろん私も。何度も読み返して、茅島氏と彼の恋にうっとり浸って、癒されてください。コミックスでは描かれていない嵐の日の告白前の出来事や、美形の青年医師とのエピソードなどもよいですよ。。。表紙が美麗なのは言うまでもありませんが、イラストも素敵なのです。レンタさん、ぜひイラストも一緒に配信して下さい！ＢＬ小説に素敵イラストは必要不可欠なのです〜

茅島さま、かわいすぎる！ 健気で情熱的で一途で純粋で… でも、壊滅的に判り辛い。そこがたまりません。◆ 一読後は判らなかった彼の魅力が、麻々原絵里依さん著のコミック版を読んで再度盛り上がり、今度は小説版のふたりに悶絶し… 色んな魅力が、後から後からじんわりと湧いてくる、正に茅島さまそのもののようなお話です。◆ とりあえず★4。3巻で涙したら（コミックスの方がRenta小説版より先行しているらしいのです）、★追加させていただきます！

日高ショーコ先生の絵がずっと気になっていたものの、レンタさんでは挿絵はないので、結局麻々原さんのコミックスを先に電子で購入し、その後、原作を挿絵つきの紙で読みました。こちらが原作なので当然コミックスと同じお話なわけですが、コミックスの後に読んでもとても楽しめました。ただ、日高ショーコさんも麻々原さんの絵も両方とも素敵で原作の世界観をより一層魅力的にしていると思うので、このお話は是非とも絵つきでお読みになることをお薦めします。そして、コミックスでは小説では表せない雰囲気を、逆に小説ではコミックスでは省かれる詳細な部分を楽しめるので、両方あわせて読まれると一層楽しめると思います。

大富豪の生活って、ファンタジーのジャンルに入ると思うのですが、皆さんはどうでしょうか？かちかちの庶民の出なものですみません、ファンタジーとして楽しんでいました。受けの箱入り息子が一途で世間知らずで素直な…と書くとテンプレートに思われるでしょうが、類を見ない浮世離れなキャラクターで新鮮です。受けのみ全文通して「茅島氏」表記なのも驚きましたが違和感なく読めました。ただ、如何せんルビが多い。そして紙媒体ではあったと推測される節を分けるスペースが無いので、視点や場面の展開が非常に分かりにくくなっています。作品としては素晴らしいく、編集の問題ですが大変読み辛いので星4つで。

日高ショーコさんが好きで気になっていた本です。やっとRentaに登場したので迷わず購入。予想通りイラストはなくてちょっとがっかり。。ですが、表紙だけでもなんか満足できます。文章は淡々としています。あまりに淡々としているので、さらっと読みすごしてしまいそうになるんですが、内容は意外と情熱的だったり、エロかったりします（パキラのネタとか･･･）。ギャップに違和感を感じなくもないですが、この淡々とした感じが茅島氏の人格とリンクしていいのかもしれませんね。全体的に短編の寄せ集めのような感じなので、1冊を通して読む充実感は少ないですが、全部つがっているので、少しずつ物語の全体像が見えてくる感じ。地味におもしろいです。続きもあるので、早く入荷することを願います！

マンガを読んではまり、小説もいいとのレビューを見て気になって読みました。あたりでした。美しくて淡々としているマンガの雰囲気もストーリーにあっていてよかったけれど、小説は登場人物の気持ちがより詳しくわかって「そういう気持ちだったのか」ときゅんとします。挿絵からくるものも大きいと思いますが漫画より色っぽい感じがします。小説を読んでからマンガを読むより、マンガ→小説の方をお勧めします。

コミックの1巻無料を読んで、コミックの続きをレンタルし、そして、原作もレンタルしました。私は、コミックから読んだので、原作もそのイメージで読みましたが、コミックでは理解できていなかったちょっとした表情も、「こういうことだったんだ」と、より理解できました。コミックにはないエピソードも多いので、原作読んで、ほんとに良かったです。コミックはコミックで、いろんな話のエピソードを、うまくつなげていたりするのが良いですね。二つ並べて読み比べて、また、違う楽しみ方もしています。

最初はなんだこの人たち…と思っていたのに、気づいたら夢中になって3巻一気に読んでしまいました。ファンタジーとして優雅な日常をじっくりと楽しめる小説です。そしていつの間にか、作中の登場人物と同じように茅島氏のことを愛おしく思ってしまいます。庭師の彼、最後まで名前ないんですね！それにすら気づかなかったし、そんなことは些細なこと。個人的には茅島氏と聖司との奇妙な友情が耽美で好きです。やっぱりBLは美しくないとね。

最初は"彼"が傲慢にみえたし、茅島氏はかねもちぼんぼんのわがまま無知な人でしかなかったけど、なぜか違和感なく読めてしかも彼らはそれでうまくいっている、のでそれもありなのかな、と。なにごすごいって執事が超優秀で理解者だということ。彼らは幸せ者だな。

コミック既読です。コミックでは省かれた部分が個人的に合わず、ちょっとモヤっとしてしまいました。。あちらではほぼ出てこない澄人さんの大学時代の友人や庭師の元カレのエピなど、好奇心や正義感で首をつっこむんだけど掘り下げずに引いてしまうので「イヤそこ聞いてよ！」ってなってしまう。美人のお医者さん、聖司に対して澄人さんが攻めっぽくなるとか、庭師の行動にもドン引きだし、パキラであんなことしちゃったりとか電動のアレを庭師が渋谷で一時間吟味して購入するとか、車の後部座席でおっぱじめるとかなんかちょっと。。個人的なこのみの問題だけど、コミックの庭師のほうがクールでよかったなー。とはいっても、再読しないとかそういうわけでもなく、モヤっとしながら何度でも読んでしまいそうな気はします。