レビュー一覧

お気に入りの作家さん買いです、サンプルを読んだら止まらなくなり一気に読んでしまいました、ノンケの高校生里見とゲイの教師高橋、最初は好奇心からだったのに、高橋と会ううちに好きになっていく、その過程がよく書かれていて流石と思う、この高校生が読んでいて少し不器用だけど爽快すら感じるくらい強い、対して高橋は世間体を考えるあまり凄く内向的、世代の違いか性格のせいなのか、年上なのにグイグイ里見に引っ張られて行く高橋が段々可愛く見えて来るから不思議、里見の最大の嘘がバレた時、私もドキドキした。。ソファーの上でゴロゴロしちゃったよ（笑）再び恋人に戻って良かったなと一安心、その後の二人も読めて幸せに顔がつい笑顔になってしまった、他人の情事なんて、男女間でもちょっと見たくないからね、二人のイチャイチャ振りを見せつけられた柿本に同情（笑）その柿本の話も読めて短いなと思ったけど、今後は進展して行きそうな気配、高橋が過去の恋をやっと思い出として心にしまう事が出来て良かった。

木原先生大好きなので、余計に点が辛くなってしまいます。木原先生の作品は痛くてナンボ、辛くてナンボ、トチ狂った登場人物きてナンボ、だと思っているので、この作品は少し刺激が足らなかったです。甘口のカレーを食べた気分。甘口でも好きな人は好きだと思います。瑞々しい作品を読みたいならオススメ。「セカンドセレナーデ」を一般向けに読みやすくした感じでした。個人的には「セカンドセレナーデ」の方が木原先生の個性が出てて好きですが、アクが強いので、マイルドな作品のが好きならこちらの方がいいと思います。

大好きな作家さんだけに、どうしても評価が辛くなってしまいます。☆5つで当たり前みたいな、、。決して悪い訳じゃないですが、たまたま好きになれないキャラクターでした。お互い、どこが好きなんだろう、と思ってしまって。いろんな人がいて当然なんだから、完全に好みの問題ですね。

デビュー作とは、、、素敵なお話でした。興味から始まる純愛でした。

お話はじまりは、陰気くさッ！なんだけど、どんどん見る目がかわってくるマジック。ふたりで会うようになって、趣味のちがう世界をみせられ、それが予想外に新鮮で楽しいってあるある！なんだかお話楽しくなってきたじゃない？ってページがどんどん進んでいき、きりがいいところまでもう少しもう少しと思いながら、ページ数が先延ばしになっていくんですよね～。収録のお話もおススメです！

木原さんの作品大好きです。これは珍しく辛くならない安心して読める作品です。主人公もごく普通の高校生男子。

面白い！面白かった！一気に読みました。思春期の不安定な直情的な愛と、世間体を気にしなければ存在さえ危うい恋。それぞれが真面目で一所懸命で、背景の雪・海・桜も暗示的で良かったです。

4.5を切り上げての評価。里見の高校生ならではの暴走ぶりと、それに流されてしまう高橋の脆さに、途中まではハラハラしっぱなし。赤信号無視の2人が行き着く先はどこなのか。緊張の高まったところであっさりと安全運転に切り替わり、次のシーンでは年月を経たバカップルの暮らしぶりが紹介される。柿本の現在より、里見が高校から大学、そして社会人になるまでが描かれていれば、文句なしで星5つでした。

木原作品のファンで、今順番に全作品を読み漁り中です。この作品は激しいヤツを読み終わった後のお口直しにピッタリですね。デビュー作らしく、携帯がない時代もキャラクターもなんだか古いけど初々しくて、甘くて、ニヤニヤしてしまいます。「セカンドセレナーデ」の明智が大大大好きな私ですが、それに通ずるものもあり、楽しく読ませて頂きました。嘘から始まる先生と生徒の秘密の恋の話として身構えずに多くの方に読んでもらいたいなと思いました。

木原先生のデビュー作です。紙の初期の本を持ってますが、書き下ろしがあるのを知って購入しました。木原先生の話はほぼ所持してますがこの作品と「セカンドセレナーデ」は一番くらい好きかも。攻めがとにかくめちゃくちゃ受けを甘やかしてます。出会ってから12年後の話もあってまだまだラブラブ。木原ファン以外の方にもよんで欲しい!出会えてよかった、と思うこと間違いなし!ですｖ