レビュー一覧

好きな作家さん買いです、結構ズシンとくる内容の作品でした、現実問題、旭の家族みたいにサクッと受け入れてもらえる事は難しいんだろうなと思う、旭父が言っていたように、マイノリティに属すると、偏見などで悲しい事や辛い事があるから、子供の事を考えるなら普通に生きてる方が幸せなんだろうと、それでも旭を否定せず、子供の個性として受け入れてくれる、そんな風に理解して支えてくれる家族って良いなぁと思いました、旭の爺ちゃんがカッコ良くて好きなキャラです、別の話のナポリタンの話も良かったです、増川が小谷の想いの深さと、好きの意味を知るラストが良かったです、なんだかほのぼのとしました。

私も作者さん買いで、読んだ作品の中で一番好きす。表題作と初めてのオリジナルの2作品で、特に大きな山場もエロさも全くありません。先の人も作者さんも書かれてるように旭の家族は理想的ですが、でも作品としての雰囲気はとても良くてついつい読み返してしまいます。良い意味で安心して読めるし、読んで疲れない作品です(笑)2作品とも続きがあったら是非読んでみたいです。

作者さんも言っているように、漫画の中では幸せになってもいいと私も思います。現実には旭の家族みたいな理想的な家族ってなかなかいないと思います。なので、やっぱり漫画くらいはね…。絶縁状態の家族に旭を紹介出来るように黒田さんにも頑張って欲しいですね。

好きなテーマでしたので期待して読んだのですが、ちょっと期待外れでした。起承転結はありますが、なんというかさらっとしすぎて盛り上がりに欠けます。作者さんの思う「ゲイカップルの幸せ」が(いくら「漫画だから幸せでもいいじゃない！」と言えど)ちょっとご都合主義すぎるのでは…。「マイノリティ」に悩み、人と深く付き合うことを避けていた黒田さんの気持ちの変遷が、表面上だけ描かれて終わってしまったようで少し残念でした。「転」の部分を期待しすぎたのかも(笑)絵は下手ではないですが輪郭がちょっと気になりあんまり魅力を感じられませんでした。48時間があればよかったです…。

そんなにご都合主義かなぁ…？　私は今の時代だったら、性的マイノリティに理解がある家庭もあるんじゃないかなぁ？と思ったのですが…。　うーん…でも、確かに、じいちゃんも、父ちゃんも、弟も、みーーーんな理解があるのはご都合主義かもしれませんね…。　結構好きな作品で、たまに読み返ししております。　キュンとか、萌えとか、エロはサラッと描かれているので、あまり期待しないでください。かなりストーリー重視のお話。性的マイノリティが、家族に受け入れてもらえるか？どうか？が描かれています。　ほとんどが表題作なのですが、最後に短編が１つ入っていて、そのお話も読後感の良い、優しい感じのお話でした。

BLといえばマイノリティ問題というくらいモチーフでよく見かけますが、この作品もそうです。親元を離れて一人暮らし、特定の恋人は作らず、軽い付き合いを繰り返していた攻めがのっぴきならない事情で家探しをすることになり、そこでその時付き合っていた受けの家にお世話になることに、でもそこは受けの実家で。家族の温かさと愛情に触れ、本当の愛を知り、やがて自分の家族とも打ち解け〜という王道ストーリーなんですが、ほっこり系だけあって読み手のこちらもほっこり。後味の良いお話でした。

2作品ありますが、個人的には2作目が好きです。表題作は黒田さんがちょっとハッキリしなくてタイプじゃないんだよなー。

タイトルすごい!!!! ちゃんと読者に伝わるしセンスもいい。

親から性グセを言われそれでもゲイには変わりなく好きになる対象が同棲で。でもいいんじゃないのかな好きな気持ちは変わらないのだから。

オムニバスでした！ゆっくり話がすすんでいくかんじです！