レンタル51万冊以上、購入133万冊以上配信中!
指定したジャンルは検索結果に表示されません
年齢確認
この作家さん、何がうまいのかというと、貧しさとひっそり暮らす気の弱い人の生活の表現力。貧乏は漫画の素材にされることが多いのですが、貧しい生活とは何か、気の弱い人が人目に付かないようにひっそり暮らすとは何かを本当に知っている作家はそうはいません。経験もあるでしょうが、人間観察力がすごいんだと思います。だからシュールな設定なのにどこか共感してしまう。好きです。
作者買いしました。短編集で7つのお話が入っています。(うち2つは2部構成)短編集なだけあって、ほんのお話のさわりだけのものもありますが、ARUKUさん独特の絵と雰囲気は健在です。ARUKUさん大好きな方は是非読んでください。ただ、「これからなのに!」というものが多いので、物足りないと思われる方も多そう。エロは少なめというか、そこまで至ってないものも多いです。雰囲気を楽しむ本といったところでしょうか。表題作が1番長いお話ではないので、これが表題作?と思ってしまいました。
あれ?なんかこの感じ…あー、思い出した!昔夢中になって読んだ星新一(だったっけ?)のSF短編集!楽しい結末、哀しい結末、怖い結末、不思議な結末…兎に角先が知りたくて読んでたっけ。内容はもう忘れちゃったけど感覚が似てるんだわ。ん~それぞれの話は面白いけど、BLとしては微妙~だと思う。
初めて読む作家さんですが、固定ファンの多い方なので買ってみました。結果、これはいい!短編すべていい!心がギューっと掴まれるような、ポロっと泣けてしまうような。コメディタッチのものも入っていて、すごくお買い得だと思いました。他の作品も読みますとも!
面白いです。もはや、絵柄が気にならなくなってきました!末期かな?!
この作者さま、長編も好きだけど短編がひとつひとつとてもいいんですよね。雰囲気のある一冊でした。
遥々アルクさんを初めて知ったのはシュミジエでした。その時読んで凄く気に入ってたのに、どの単行本に入ってるか判らず数年…。やっと読めて嬉しかったです。こうして短編集を読むと、凄い不思議な独特な雰囲気の漫画を描かれるんだなと改めて思います。空気感が青年誌の短編やホラーとかミステリーの短編集(御茶漬海苔とか伊藤潤二とか)に何だか近いなと。勿論こちらはBLなんですけど。このジャンルでこういう雰囲気って珍しいし貴重な感じがします。絵は個性的ですが、綺麗すぎない絵だからこそストーリーが入ってくる気もします。少しずれると耽美系の絵になると思いますがそうならないところが不思議さをアップさせてるんじゃないかなあ…
作者さん買いです。ハズレがないです。読んだあとにどよーんと心に残るストーリーでした。
面白かったです!こんな素敵なお話をかける作家さんがいたのに、今まで知らなかった(レンタルも入れると500冊以上のBLを読んでいる)ことに軽いショックを受け、その日のうちにARUKUさんコンプリートしてしまいました!何度も読み返したくなる作家さんです。この本は、短編集なんですが、どれも最後のオチがいいですね。いい意味で期待を裏切られます。そして、オチがわかっていても、読み返すとやっぱり面白い!
同じページ数の他の方の作品より読みごたえがあるように感じました。絵柄は決して派手ではなく、裸の描写も少なめですが、全編通してしっかりしたストーリーと、静かでも登場人物の心の描き方が濃くて、とても素敵な作品だと思いました。主人公カップル以外の周りの描写もしっかりしていて、直接的で生々しい表現より、間接的な表現が多いため、醸し出される雰囲気を楽しむ大人のBLだなぁ、と、感じました。
レビューを表示する
この作家さん、何がうまいのかというと、貧しさとひっそり暮らす気の弱い人の生活の表現力。貧乏は漫画の素材にされることが多いのですが、貧しい生活とは何か、気の弱い人が人目に付かないようにひっそり暮らすとは何かを本当に知っている作家はそうはいません。経験もあるでしょうが、人間観察力がすごいんだと思います。だからシュールな設定なのにどこか共感してしまう。好きです。