レビュー一覧

すでに全巻もってます。この作品は最後の方はグダグダ感が否めなかったけど、最初のほうは怒涛の展開ですごーく面白かったです（二十数巻あたりまで緊張した展開が続いていたような気が）。主人公が絶世の美女で、姫君で、魔法使いで、呪われた魔剣の担い手でもあります。呪われているがゆえに、過酷な運命に翻弄されてしまうわけですが・・・。単なるふわふわしたファンタジーじゃなくて、復讐などダークなテーマもあります。それでいて恋愛にかんする部分は、おとぎ話のようにとてもロマンチック。割と隠れた名作だと思います。歯ごたえのあるファンタジーを読みたい方にぜひ！

昔、大好きだった、妖精国、紙書籍の時に何回、買換えたでしょうか・・電子書籍になって、これからはいつでも、読み返す事が出来ます。ただ、長く、高額でした。終わりがアッサリし過ぎて、バラットやロビン、アルトディアスの物語に続いているのに、殆ど、電子化されておらず、コレだけ読むと終わりがスッキリしません。ただ、長過ぎた連載に作者が高齢化し、最後まで描き切れない、漫画化さんが多い中、切れない画力で最後まで、お書き下さった事は驚嘆にたえません。心から、感謝致します。

雑誌掲載中はこの作品を目当てに掲載誌を買い続け、コミックスと文庫版も全巻持っています。ヒロインは、絶世の美少女で、当代最高の魔法使いで、伝説の剣の担い手で、妖精王の養い子で、古い王家の直系の姫君で、性格は優しく勇気があって、と非の打ちどころがないのですが、とにかく運命が過酷です。それでも、世界の命運をかけて戦い続けるヒロインに十代の頃、とても勇気をもらっていました。これだけの長編が月刊誌ベースでノンストップで掲載され続けたことは偉業ではないかと思います。最後まで描き続けて下さった中山先生と、掲載しつづけてくれた出版社には心から感謝しています。正統派のハイファンタジーが好きな方、ロマンチックな恋愛が好きな方には特におすすめしたいです。世界に誇るべきハイファンタジー作品だと思いますし、もっともっと読まれて欲しい作品だと思います。

中山星香先生の作品は全部持っていますが、三剣シリーズの妖精国の騎士が一番好きです！この作品はあの有名なロード・オブ・ザ・リングに匹敵するくらい、素晴らしい作品です。（ハリウッドで実写化されてもおかしくないくらい作品のスケールが違います）作画は昔風ですが、主人公の成長に伴い、昔風の作画のまま少しずつ上手くなっていきます。というか、ロード・オブ・ザ・リングのような作品なので、昔風の作画のがいい味がでて合います。妖精国の騎士は完結した作品ですが、登場人物たちの続編もあったりと、ファンにはたまらない話が満載で、スタッフオススメ作品というのは納得です！！（伏線回収もたくさんあるので、何回読み直しても楽しいです）

年がばれますが、リアルで第一回から最終回まで読みました。最後にたどり着くまでが途中ダルダルでやめそうになりましたが、これだけハードなＦＴを描けるのはこの先生だけだし。最初のほうと比べると、少しずつ顔も変わってくるし、突っ込みたいところは満載ですが、この独特な世界観がやっぱり好きです。長いですが、最初から読む価値はあります。

この先生の描く、作り込まれたファンタジー観が大好きです！人物のバランスとかは少しあれれ？と思うことはありますが、そんなことよりもストーリーの壮大さや画面の美しさ、人物の魅力が素敵です。

コミックを全巻持っていましたが、泣く泣く手放した作品だったので、電子ブックになって嬉しいです。

長期連載のため、絵柄が時代に合わなくなるのは仕方ありませんが、それを理由に手に取ってもらえなくなるのは非常に惜しいと思います。トールキンばりのハードな設定や展開、ファンタジー好きなら読まないのは本当に惜しいです。

16巻以降の電子書籍化を待ちわびていました。歴代のファンタジーの中でもtop10には入るおもしろさ！　ローリィはいわゆる才色兼備なのに嫌味がないのはいつも苦労しているからか・・もうすでに２回生き返ってるし（笑）それでもなんだそれ？？ってならないのはファンタジーとして世界観がしっかりしてるということだと思う。魔法や妖精や魔物やらいっぱいでてくるけど、すんなり受け入れられる感じ。

あまりにも連載が長すぎて続きが気になりながらもそのままになっていたのですが、完結し電子書籍化されたのを知って改めて読み直してみました。なかなか金額的に厳しかったですが、やはり面白くて購入して良かったです。