レンタル41万冊以上、購入97万冊以上配信中!

年齢確認

18歳未満の方はご利用いただけません。あなたは18歳以上ですか?
はい
いいえ

レビュー一覧

『明日が世界の終わりでも −榎田尤利作品集−』

無料サンプル 内容紹介 レビューを書く
総合評価
5点
3.8
(6)
5点 5 2
4点 4 2
3点 3 1
2点 2 1
1点 1 0

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2014-05-16
評価点
5
だらさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
大好きな榎田先生の作品でしたが、題名と作品紹介がちょっと重たいイメージだったので躊躇しましたが、やっぱりハズレなしでした!個人的には表題作よりもlargoのほうがツボにはまりました。繊細な主人公&関西弁丸出しの大型犬的な魅力ある相方?との音大を舞台にしたピアニストの卵のお話です。表題作はやっぱりちょっと重たいお話で好みはあると思いますが、脇役のサブストーリーと絡めると 読みごたえあって さすがですよ!
2019-07-27
評価点
4
テオさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
表題作は榎田さんにしては、かなり痛々しく重いもの。『交渉人』や『nez』など人気シリーズのような軽快でコミカルな作風を想像しているとちょっと戸惑うかもしれませんが、元々JUNEの小説道場出身なので初期の作品はこのようなシリアスなものがありますね。(商業誌でデビューされる前にHPで公開されていたものを改稿したものなので、デビュー作の『魚住くんシリーズ』に通じる痛々しさとヒリヒリ感)大好きな恋人に触れてもらえないどころか、目の前で他の男に抱かれる事を求められる… 歪んだ愛情がショッキングな結末を迎えてしまいます。ただその後のスピンオフと書き下ろしSSで、傷つけあった二人がきちんと寄り添う様子を読む事ができたので安堵しました。同時に収められている『largo』もかれこれ15年前の作品。音大生同士の恋で。私もピアノ弾きなのでタイトルや所々にクラッシックピアノ曲の数々が登場しそのイメージを浮かべながら楽しむ事が出来ました(ピアノ専攻音大生にしては、どれもかなりメジャーどころだなあと思わないでもないですが…)タイトルのラルゴは「ゆったり緩やかに進んでいく二人の関係」かと思っていたら、最後にヘンデルのアリア「オンブラ・マイ・フ」が出てきてニヤリ(この曲の通称がLargo)絶対音感を持つ主人公が「電話の音はミ#」と言ってたのは置いておいても(普通はミ#=ファですが、純正律の定義では違うそうですし…)しょっぱな“1浪で春生まれ”だった凜がわずか数ページ後には“2浪”。アレレ?せっかく加筆改稿されるのであれば編集さんもきっちりチェックして欲しいなあ…
2018-02-09
評価点
5
お茶目なバーテンダーさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
うわー、なんか倒錯的でどうしよう…って思いましたがやはり榎田先生!読ませる力半端ないですね。表題作、ホント読みはじめは辛くなるくらいでしたが、ぐいぐい引き込まれちゃって一気読み、頭がくらくらしちゃいましたが、読後爽やかなのはお口直し的な書き下ろしのおかげでしょうか。40年後…愛猫視点って!いやぁ斬新!あ、もひとつのお話largoもよかったです。正統派BLですね。ピアノの専門用語にほへーとなります。こういうところが榎田先生のスゴいところなんだなぁ。
2018-02-04
評価点
2
イチさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
大きく分けて3つの作品が収録されています。ピアニストのお話はよくある感じ。攻めが最初から最後まで受けをふざけたあだ名で呼んでいるとことに抵抗があり、シリアスなシーンも台無しと思えました。いい大人があだ名をつけるのって苦手なんですよね…。表題作は設定の割には短すぎて、そこに至るまでの気持ちの動きや関係性の築きなどの描写が不足しているように感じました。3つ目の作品をなくして、もう少し掘り下げても良かったのではと思います。
2023-02-13
評価点
4
しんらさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
衝撃的でした。前半は光と若さがあふれるお話。よくある話といえばそうですが、榎田先生の小説ですもの。ぐいぐい引き込まれます。よかったー。後半は暗さと痛みが漂います。でも本当の愛もあふれるから救われるのかな。いや。でもほんと衝撃的でした。
2022-03-28
評価点
3
つーさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
随分前に購入して、読み返してみたのですが、テンポ良くグイグイくる作品と異なり、読んでいて辛くなるタイプの方でした。じっくり覚悟して読むのが好きな方向けです。