レビュー一覧

またか…またヤらないのか…ノジコ先生よ…（血涙）今度こそ、最後までズッポリやってくれてると信じてたのに…ほら、大人だしさ、受け攻めが。いつでも寸止めですよっ！凄腕のキャバ嬢並に私を翻弄しますよっ！キーッ！なんともしれない雰囲気のある絵と、細やかな心理描写、魅力的なキャラとエロいキスシーンでお馴染みのノジコ先生ですが、やっぱりエッチがお嫌いなのですか？嘘ですよね？あんなエロいキスシーン描きはるのに。この度のお話もとっても良かったです。が、攻めの先輩が男らしんだか女々しいんだかよく分からん。柔らかそうで、優しそうな先生のが男らしく見えるなぁ。ので、星半個減らし。ノーセックスの悲しみに星半個減らしました。お願いノジコ先生！来年はセックス、描いてくださいねっ！！（切望）

大人二人の長年の散らばった記憶と散らばった想いが、時に抽象的な表現で美しく切なく描写されています。散らばったものを集めたらそれは恋なんだけど、二人がその主体を全体像を見つけられない（見ないようにした）理由もなかなか散らばっているのでこちらは収集を楽しめます。主人公が、大空に点在する星をたどって名前のついた星座（形）を見つけようとしたことは、物語の小道具兼隠喩にもなっているんじゃないでしょうか。綺麗ですね。散らばり方が、個人的には自分がテンパったときのまとまらない思考回路がこんな風だなと、少々落ち着かない気持ちになりつつ。（だから緊張や興奮が伝わってくる）大人たちに比べて恋をした子供の目の前を見つめる真っ直ぐさが光って胸熱。読み返して反芻したくなる稀有な素敵な良い作品です。あと、「遠藤くん〜」のときもいくつか入ってたラフに描かれた4コマがいくつか入ってますが、おまけっていうか補足並み。そのわかりやすさ単純さにも楽しませて頂きました。

大まかな流れは良いのですが、如何せん読みにくい。紙媒体ならもっと良かったのかもしれませんが、細い線でゴチャゴチャ描かれると目で追うのが疲れて流し読みしてしまいました。好みによりますが私は詩的表現が過ぎると独りよがりに思えてしまい、萎えてしまってこの作品は合いませんでした。キャラ的には、攻めの先輩より息子の小学生の方が、100倍も人間的魅力に溢れてるので息子が成長してから受けとくっついてくれた方が楽しめた気がします。同作者の暗闇にストロボ、のほうはとても読みやすかっです。

絵は好きです。1ページの構成とか、セリフの配置とか、背景なんかも独特。星というテーマが散りばめられ、ファンタジー感がピッタリ。かわいい作品です。先輩、後輩の設定もキャラもワクワクしました。でも。今時、小学校の先生が家族構成見落とすとか、教授の姪が部外者だけど論文だけに興味持って頻繁に学食横取りとか、話の設定が違和感だらけ。他は良かったので、ストーリー展開だけ入り込めず、惜しい！惜しい！と思いながらページをめくる1冊でした。

独特のコマ割りや吹き出し、擬音の使い方をされる方です。初見はちょっと読みづらいかもですが、それ以上に引き込まれます。「遠藤くん…」もそうでしたが、瑞々しさというか、初々しさというのか、そういうものを感じます。エロはないです。今作は大人が主人公だったのでちょっと期待したのですが(笑)無くても充分楽しめました。次も期待してます。

攻めよ、キミがなぜそこでキレる？と思う理不尽なシーンが多々ありました。同性に惹かれる自分を認めたくない、と言って自分から逃げた上やつあたりかよ・・・人間小さいな。と思った時点でもうダメで、ポエミーな葛藤モノローグが只のうっとうしい文字列に見え、目が滑りまくった。せめて後半、攻めから告白して受けを追いかけるパターンなら良かったのに、モダモダの挙句ここでもまた一生懸命好きだと言ってるのは受けで・・・バランス悪すぎに思えた。エロはなくてもいいんだけど、攻めの余裕しゃくしゃくの顏が崩れて、好きで好きで余裕なくすとこ見たかったなぁ。いっそ、同僚の先生でも何でも当て馬カモーン！な荒れた気分で終了しました(笑)　私は「えんどうくん」の方を先に読んだので、期待度が上がった分残念に思えたのかも。

どこを切り取っても1ページ１ページが美しい!!。額縁に入れて飾りたいくらいです。そうそれくらい美しい、美しいのです･･が、いやもう非常に読み辛いorz。スミマセン私は最後まで慣れる、というか馴染むことが出来ませんでした。画面の芸術性を追い求め過ぎて、見易さ、分かりやすさがちょっと置き去りになっちゃった印象です。ストーリーも、先輩かっこいいし主人公も真っすぐな人柄で好感持てましたが、小学生の息子が主人公を好きになるっていうくだりもなんかありえねーだろと馴染めず･･･。そんな余計なエピソード入れずともじっくり２人の気持ちを掘り下げて描くだけで良かったんじゃないのと思ってしまいました。でもやっぱりこの作者さんのセンス、表現力は素晴らしいと思います。特に屋上の星空を見上げるシーンは主人公の感動がこちらにも伝わってくるほどの臨場感がありました。是非他の作品も読んでみたいと思わせる作家さんですね。

すごく素敵で切なくて可愛いお話でした。星野先生か、須藤（父）への一途で一方通行で切痛い。須藤（父）から星野への思いは拙すぎてよくわからない厨二病。その渦中で唯一キラキラ光っていたのが須藤（息子）から星野先生の好き好きアピール。その姿・表情・行動・言動、全てにキュンキュンしてやばかった！息子のモーレツアタックがなければ出来上がらない話だってとこが、大人2人のヘタレなとこだなーた思いました。が、本当にキュンキュンしたしハピエだし面白かったしで、まんてん５点！

んもー、大満足です!!!これに尽きる(笑)えんどうくん〜を読んだ時もこの方の描くお話、絵、雰囲気、構成等がどんぴしゃでとても惹かれたのですが、今回もとっても素敵でした。一冊丸々二人のお話という点も嬉しいです。胸が痛くなるような切なさ、こっちまで苦しくなる様なドキドキが伝わり、そして思わず笑ってしまうユーモアもあり。つい感情移入して読んでしまいます。大人同士の恋愛、というよりは学生時代に知らないフリをした気持ちがまた動き出してそこからの戸惑いや葛藤が描かれていて、読んでいる間ずっとそわそわしていました…(笑)話の間に挟まれる緩い四コマも可愛いくて面白いですし、メインの二人だけでなくどのキャラクターも個性があって素敵です。そして子供たちが絡んでくるのがまた面白い…!!テーマや設定としてはそれほど特殊ではないかもしれませんが、逆にそれでここまで引き付けられる作品もなかなかないと思います。何度でもじっくりと読み返したい、そんな作品です。この方の作品をもっともっと読んでみたくなりました。皆さんのレビューが高評価ばかりなのも嬉しいですね♪サンプルで惹かれた方は48時間もあるので是非一度読んでみて欲しいです!!

言葉の区切りや、コマ割なのか、ストーリーのせいか、何度読んでも、主人公の気持ちにさせられて、非常にドキドキさせられました。凄く絵が上手で、凝ってて、読むたびに違う絵に気がついて、芸術作品だなと思いつつ、再会のテーマや、間に昔を思い出すシーンや、小学生の息子を含めたストーリーも気に入りました。大好きな作品です。