レビュー一覧

サンプルを読んだ時は、ドロドロした怖い話なのかなと思ったけど、誠実なヒーローなのに、うまく説明できないから、事実をよく知らない人の口から、悪意のある言葉で先に聞かされ、ショックを受け思い悩むヒロインが可愛そうでした。でも、その可哀想な事実は涙なしには読めませんでした。

いくら隠して、取り繕っても、隠すより現れるですよね。ヒロインはずっと不信感が拭えず最悪のタイミングで知ってしまいます。強引に連れて帰るなら、キチンと話し合わないと。

ストーリーの流れは良かったと思います。が、結核患者に妊婦を、じかに会わせ、しかもマスク等何もつけてないって…。移ったらどうするんだろうと気になり、感動の場面が感動出来なかったので、星3つです。

最初から本当の事をヒロインに話せば良かっただけの事ですよね。ヒロインが納得しないと思ったのならヒロインに対する侮辱です。結核患者を隔離もせずまた、妊婦に会わせますか？ 不愉快です。

色々と政情不安があり、5年間も離れて暮らしていた2人。その離れていた期間にヒロインは、女児を出産していた。話の前半は傲慢なヒーローに感じましたが、ヒーローは元々ヒロインに夢中。ラブラブな関係に戻るのも当然だが…実はヒーローは政治上の決断で、すでに結婚していて「第一夫人」がいることがヒロインにバレる→西洋人のヒロインには 許せない事であり 第一夫人が存在する事を言わなかったヒーローも許せないため、しばらく2人は別居する…ヒーロー母が ヒロインを結核で死期が近い第一夫人に会わせる。元々、結婚して数年で離縁の予定だったが 病弱な第一夫人の状況をヒーローが知り形だけの夫婦関係を続いていた。あれ--？ヒーローがヒロインを迎えに行ったのは、第一夫人の死期が近いから？？第一夫人は病弱だったので、体の関係はなかったが…もし健康だったなら？もし妊娠して、皇子を出産していたら？第一夫人との仲が良好だったならヒーローはヒロインを迎えに行っていたのだろうか？第一夫人は、ヒーローの事を愛していたから、色々と悩む日々だった…天国で安らかに…と思いましたが…他の方もレビューしていましたが、第一夫人の病は「結核」！ヒロインは 国王の第2子を妊娠中なのに 結核患者の部屋に連れて行くヒーロー母の行動が怖かったです--！

王家の傲慢さで2人の女性の人生を翻弄させるお話だと思います。大切だと思うならば、真実を自ら話さなければいけないと思います。ヒロインは、それを受け止めれる女性だと思います。ヒーローは誠実の様でずるい男性に思えます。

もの凄い濃厚なお話ですね。ヒロインとヒーローの純愛物語かと思いきや、最後の方で一気に主役の座をアイシャに奪われてしまいました。アイシャにも幸せをあげたかったです。

よく描き込まれている華やかな作品です。アクの強い作家さんですが、この作品は雰囲気が作風と合っていて気にならずに読めました。

とても重たい話でヒロインが可哀想だったけどヒーローが迎えに来てよかったです

絵は古い感じがあるけど、物語の重厚感が半端ないです。満足感も半端ないです。